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人に迷惑をかけない、ということ。人を頼る、ということ。その4.

(次世代の人たちに、伝えたいメッセージや感じたこと、もしかしたらお役立つかもしれないな、と思うことを思いつくままに書いています。)
このテーマで連続で書いています。
どうも自分にとって大事だし、関心のあるコトみたいですね^_^;

さて、私事ですが、今年は低山ですが、けっこう山に登りました。
いろいろな人にお付き合いいただいたのですが、複数回お付き合いいただき、それも完全におんぶにだっこ状態だったTさん。
お仕事仲間なのですが、とにかく時間があればあちこちの山を楽しんでいるアクテイブな人。
特に東京の高尾山に関しては今年だけでも多分数十回。
「えー、いーなー!!」
と言ったら
「じゃあ、行く??」
とあっと言う間に日程も決まり、
乗る電車からルート(高尾山はルートがいくつもあります)を
私の意見も聞きつつ作ってくれて、本当にびっくりするくらい親切。
集合場所で会ったら、まずお菓子の詰め合わせ袋をくれる。
彼女の今までの経験から山で食べたくなるお菓子、
バリエーション豊かな詰め合わせ。
子ども会の遠足のようです(笑)
で、いろいろおしゃべりしながら、咲いている花の説明をしてくれ、
写真をたくさん撮ってくれて(その上加工もしてくれて(笑))
山頂でのお弁当タイムでは小さなポットにお湯を入れてきて、
インスタントのお味噌汁やスープ各種の中から
「好きなの選んで~」
と作ってくれる。
山に行くときって、「まずはチョコレート」と思ってしまいがちですが、
汗もかくので、塩分が欲しくなる。
ので山頂でのお味噌汁やスープは大変に身体中に沁みます。
すごく美味しい。
ありがたい。
山行ってたいてい不便なところが多く、バスも1時間に1本あればよいくらいなのだけど、その時間管理も完璧。
私はただ歩くだけで、
「こんなに頼りっきりでいいのかなあ。
負担をかけているのではないかしら。」
と例によって気になったりするのですが、Tさんは
「私はね、さちこさんが喜んでくれて、『あー、私は役になっているな』と
思うことがうれしいの。
それに、高尾山には何度も何度も行っているから、ルートを考えたりバスの時間に合わせて歩くことは、全然大変なことじゃないの。
むしろこれくらいでこんなに喜んでもらえて、私の方が
『いいのかな?』って思うくらい。」
と言っていただきました。

過去3回にも書いていますが、
・頼ることで相手の人は嬉しい(こともある)
 「人の役に立つ喜び」を感じてくれている(こともある)
・頼む方は心苦しく感じたりするが、相手にとってはそれほど大したことではない(かもしれない)
・頼んでお世話になったと感じるなら、その人かあるいはほかの人に恩を送ればよい

と思います。
あなたはどう思いますか?
どうかしら?


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