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プールまで「いや」と言われて

グレーゾーンの息子との夏
ちょっとしたことでつまづく。

プールに行こうと言ったら
「行きたくない」から始まる
子どもって、水遊びなんて無条件で
飛んでのってくると思ってた。

博物館に行こうか〜
「行かない」
いけないなぁとは思いながらも
「レストランでごはん食べようかな〜」
と釣っても、
「レストランは行きたいけれど、
博物館はいや」
もはや、「・・・・。」

だからといって、ずっと家にいられない。

自然遊びが大好きな私にとって、
海も川もプールも行きたくないと言う
息子に、正直イライラした。

子どもって、
行きたい!やりたい!遊びたい!
好奇心の塊じゃないの??


この子は、YouTubeさえあれば
日常の刺激は足りてしまうのかと
がっかりした。


なぜ、こちらから提案することを
「いや」から始まるのか。

困った時にはいろんな視点で考えてみる。
鳥の目、魚の目を持つ。
母の目線だとイライラしがち。
少し離れて、先生の目線で考えてみる。

イマジネーションが苦手な
子どもにとって、
見通しが持てないこと
分からないことへの
拒否ではないかと気づいた。


プールと言っても
プールが想像できないのだ。

「いや」とは言わずに
取り組めることは、
慣れていること、
行ったことある場所、
流れを伝えていたときであった。



旅行の日程には、
字の読めない息子にイラストで伝えた。
予定の変更はあったが、
どこが変わったのか分かれば
息子の場合、怒ることもなかった。

特別支援学校で働いているから、
どんな配慮があったら良いかなど
理解はしている。
それでも、母の目になると
感情に流され見失ってしまうことも多い。

子どもの困ったこと、
その場では、なんとかんとか
やりぬいていくのだけれど、
”あれはなんだったの?”
鳥の目、魚の目で考えてみると
見えてくることはあるかもしれない。

子どもと過ごす時間が多い夏、
いろんなことに気付かされる。


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