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保育園の展示物で感じた違和感


メタバースの学校、ニンジャ寺子屋をつくっています。 ”みんなでつくる、みんなの学校”であり、 授業から行事まで大人も子どもも関係なくつくっています。 学びたいことを学ぼう 教えたいことを教えよう 好きは学びの出発点です。子どもたちの”やってみたい”を 応援したい学校です。

今日は子どもの保育園で感じた違和感です。
かわいい子どもたちの作品、
一見微笑ましいのですが、どれもテンプレに沿うように
似たような作品ばかりが並んでいました。

みんな同じ絵

保育園で掲示されている、子どもたちの作品は
どれもかわいいのですが、あれ?と感じました。

それは、ライオンさんをあしらった時計の工作でした。
紙皿にたてがみを貼り付けて、お顔を描いているものでした。
たてがみも子どもがチョキチョキ、
お顔も自分達で描いたのかなと思います。

ただ、みんな大体同じなのです。
きっとこれを作りましょうという見本の
”ライオンさん”があったことが伺えるのです。

牛乳パックの貯金箱、これも青の屋根と赤い屋根
の作品がありました。多少の個人差はあるものの、
屋根の色以外は大差はありません。
おそらく男の子は青、女の子は赤で分けられたようです。


保育者のねらいとして、創作性よりも
子どもたちの手先の巧緻性なのかもしれません。
それはそれで良いと思います。


私は、見本がある”これを作りましょう”は、
作ることが楽しいかな?と疑問に感じました。

つい、学校でも”きちんとした作品”を
作ろうとしがちです。
子どもの絵といえば、たくさんの色を使い、
画用紙いっぱいに描かれた絵を
”子どもらしい絵”として求めてしまいがちです。


自分で好きな色の画用紙を選んで、
好きな動物を作る、
それがたとえ、象に見えなくたっていい、
なぜか黄色の像を作る子がいてもいいはずなんです。

そんな多様性がこの小さな社会の中でも
認め合えたらなと感じました。

みんなで”同じ作品を作りましょう”が、
多様性を認めていないわけではありません。
しかし
”みんなちがって、みんないい”みたいな発想は
そういった小さな積み重ねではないのかなと感じました。

自分の作りたいものを作ろうよ

注文された通りに作ることが
求められる今の社会です。

しかし、それは崩れ始めました。
AIやテクノロジーの進化です。
真似っこはAIが得意とするところです。

AIは、これまで人が生み出してきた
言葉を真似っこ(学習)してできています。

つまりは、注文された通りに作ることは
AIができて私たちは、”あなたにしかできないこと”が
求められているのです。


だから、ハート模様のキリンさんを
描いたり、
黄色のゾウさんを描ける子どもの方が
AIにはできない仕事につながるのではないでしょうか。

これはあくまでも、たとえ話ではありますが、
求めれたものを求められた通りに描くよりも
描きたいものを描いた方が楽しいし、
おそらく”あなたにしかできない何か”
になるのではないか
なと感じました。


寺子屋生たちがつくるおえんちゃんというキャラクター

NinjaDAOというコミュニティは、
CryptoNinjaというキャラクターの二次創作が自由にでき、
それが商業利用も可能になっています。


だから、多くのクリエイターたちが自分の世界観で
二次創作を楽しんでいます。
そして、その中から生まれたニンジャ寺子屋も
子どもたちが今回チャリティオークションを盛り上げたいこともあり、
みんなで”おえんちゃん”というキャラクターの二次創作をして
発表しています。

子どもたちも大人たち同様に
自由に1枚のおえんちゃんから想像を膨らませて
自分なりの”おえんちゃん”を描いています。

#026  おえんちゃん




その創作の積み重ねが、
いつか、自分にしかできないもの
になっていくのではないでしょうか。

寺子屋メンバー、ドリさんのツイートをお借りしました。

ニンジャ寺子屋について詳しく知りたい方、
寺子屋生になってみたい方は、HPをご覧ください。
または、「ニンジャ寺子屋」で検索。


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