2024年2月25日佐賀市文化会館「the TULIP アンコール公演」

TULIPとしては46年ぶりの佐賀公演は姫野さんの「やっほ～」からスタート！

今日も姫野さんは杖をついて、スタッフのエスコートで登場、ステージに置かれたイスに座ります。
ただ、鹿児島公演で貼ってあった左頬の絆創膏はなかったように見えました。

さてこの日のお衣装は、上田さんが赤の小花シャツ、宮城さんが白のカラフルボタンシャツ、財津さんが濃紺シャツ＆ブラックデニム、そして姫野さんが久々の黒フォトシャツでした！

1曲目は後半の財津さんの「やる気無し夫」な顔とギターストロークがだんだんと癖になります！（ワザとそういう顔、ストロークをされているので勘違いなく！）

「今日はちょっとこの方（姫野さん）座ってやっているんですけど、ちょっと可愛く転んでしまいまして、大事を取って座ってやることになりました」と最初のMCで姫野さんの状況説明をする財津さん。
「いつもとは違った彼の姿を観ることができて僕も新鮮にトキメイています」
おお、初っ端から財津さんの「姫野さんLOVE」炸裂です（笑）。
「どっから見ても老人ばかりでございますけど、そうでもないか、うしろのサポートしてくれているメンバーはまだまだ若い…（小泉さんの方を向いて）とは言えないか（笑）。」と最初のMCからサポートメンバーをイジる財津さん（笑）。

ツインボーカル曲では、小泉さんの方を向いて自然に演奏しているようにみせながら、キーボードか返しのスピーカーかを指差し👍、さり気なくレベル上げをスタッフに伝える財津さん。こういうデキる男的なな姿になんかキュンとしちゃうのです。
そしてこの日も姫野さんパートを大きく口を開けて口ずさんでました。財津さんが姫野さんパートを歌うところを聞いてみたいかも…。

曲間の客席からの「姫野さ〜ん」という声援に「は～い」と応える財津さん。
「いや、君じゃない！」というツッコミを心のなかでしちゃいます（笑）
この日はこのやり取りが数回ありました。

「佐賀に来るのはTULIPとして40数年ぶりということらしいんですけど、本当に自分ご無沙汰してました」と姫野さん。
「今日はこんな座った姿で本当に申し訳ないなと思ってます。先日、東京国際フォーラムのライブ中にはしゃぎすぎて間奏で走っていて倒れまして、大事には至らずに済んだんですけど、『座って（スタイル）』になって、皆さんに立ち姿を見せられないのが残念だなと思っています。ゴメンナサイ！」この日も謝罪が…。
いやいや、ステージに上がってくれるだけでファンは姫野さんに感謝なんですって！

小泉さんのキーボードメロディをうれしそうに聞く楽曲では、いつものところで宮城さんと顔を合わせ、宮城さんを👉してました。

この日も姫野さんボーカル曲を大きな口を開けて口ずさんでいる財津さんの姿が多かったです。マイクで拾ってほしいなぁ。

スタンディング曲でやっぱり財津さんに絡みに行く宮城さん（笑）。
この日は「絶体に見ない！」で宮城さんを見ないようにする財津さんなのでした。
そして尾上さんのギターソロで「いいね！」な顔をする財津さん。

安部さん曲の小泉さんキーボードソロでは、この日も腕組み凝視。最後の方で絶えきれず小泉さん笑ってました（笑）。

宮城さん曲紹介のMCでは「トリニダード・トバゴ」と国間違いのボケをかますも、ほぼスルー（笑）。財津さんのボケって時々高等すぎてみんなが追いつかない時があるんですよね〜😅。
「彼のベースプレイも見ていただきたいと思います」と珍しい一言も…。
この日も「ノリノリ曲ですが、ノッていけるかな〜！」と客席に投げて、👏がちょっと弱かったら「ちょっと大人しいぞ！」とうまく客席を煽る財津さん。
煽られちゃうと、そりゃ、盛り上がりますよね〜😁。

そして生ギターコーナーは…。
暗転の中、静かな会場に小さく「やっほ～」を連発する財津さん（笑）。
「場面が変わりまして、老人が前にやってまいりました。多少、加齢臭が漂ようかもしれませんが…」と自虐ネタからスタート（笑）。

「姫野くん無事で良かったよ！」と財津さん。
「ホントにじっと座っている分には全然大丈夫なので心配しないで下さい！」と姫野さん。
「ギター持って前に倒れたじゃないですか。ギターのボリュームとかのコントローラーがついてるでしょう、あれが中にめり込んでましたもんね」とあの日のギターの状況を説明する財津さん。
まさか、コントローラーがめり込むほどだったとは…驚きです😱。
「ギターが犠牲になってくれたんじゃないですか？」という財津さんに「そうかもしれませんね」と答える姫野さん。
「ギターには悪いけど、良かった、良かった」という財津さんに大きく賛同。
ここで「姫野さん、倒れる瞬間に自分とギター、どっちを守りましたか？」という質問をぶっこむ宮城さん（笑）。
「その時は全くわかりませんでしたが、なんとなく手はヤバイなぁと思って…（手を避けた）」と答える姫野さんに「内臓は出ても良かったの？」とツッコむ財津さん、なんちゅうツッコミ（笑）。
ここで上田さん「赤ちゃんと鍋を持ったお母さんが階段をふみはずしそうになって、赤ちゃんを抱えるつもりで鍋を抱えて、赤ちゃんを放おったとう話を聞いたことがあるんです（赤ちゃんは無事だったそうです）」と、倒れる瞬間は何も考えられないんだという例え話を…。
「何で姫野くんの話が赤ちゃんと鍋の話になるの？」と財津さんのツッコミ（笑）。

姫野さんはバルーンフェスタなどで佐賀にはよく来るとのこと。
「やっぱり九州に来ると落ち着きませんか？」と財津さん。
「食が安心しますよね」とグルメな即答の姫野さん（笑）。
「僕は血が落ち着くというか…」という財津さんに「違う（血がう）」とボケる姫野さん…（笑）。
佐賀は森永とグリコの創業者を排出豆知識を披露するも、財津さんから「誰でも知ってますよ！」と突っ込まれてしまうのです（笑）。
そして、財津さんのご先祖さまのお墓が佐賀にあってよく佐賀に来るという情報も（ご両親は熊本出身なので、てっきり熊本かと思っていました😳）

上田さんのMCでは「佐賀に来たのは僕が27歳の頃だそうです、46年くらい前…。友達が佐賀のミュージシャンが沢山いるので遊びには来てます」とこれまた佐賀によく来るという情報が…。
九州出身の3人はなんやかんやで、佐賀をよく訪れているんですねぇ。

健康のために走っている上田さん。
前日、佐賀城の周りを走ったそうです。
ランナーの方が礼儀正しく、すれ違う時に足を止めて礼をされたとか。
そしてランニング後、何処のお店にいくか決めていなかったので、3軒並んでいるところの1軒目に入って見たらタバコが臭ったのでやめて、2軒目に入ったら「いらっしゃませ〜」の声が良かったので入ったそうです。焼き鳥屋さんだったそうなのですが（上田さんは鶏がお嫌い）、九州はやきとりに鳥以外もあって美味しい佐賀を食べたそうです。

ここで会場殻拍手が上がると「そんなので拍手がもらえるの？いいなぁ」と財津さん。この「いいなぁ」の言い方がちょっと可愛かったです！

テツ君のエピソードは上田さんが噛まれた話。尻尾を踏んでしまったら「ガブッ」と噛まれて、血が出たので「誰が噛んどっとか！」と怒ったら、だんだん小さくなっていって自分の股の間に鼻を入れて片目だけこっちを向いてる状態になったそうです。
（テツ君の姿が想像できてちょっとカワイイ）
ここで財津さんが「イヌハラだよ！」とツッコミ、確かに悪いのは尻尾を踏んだ上田さんですもんね（笑）。

宮城さんのMCは、まずは定番化してきた「上様、姫様、宮様、Ｚ（じぃ）様々な」トーク。なぜか「上様」「姫様」「宮様」という度に手を合わせる🙏財津さん（笑）。「財様（だとおかしいから…）」でも手を合わせ、「Ｚ（じぃ）様」でも手を合わせてました（笑）。
そして相変わらず「Ｚ世代だからね」と言い張る財津さん😅。
「違いますけど」と冷静にツッコム宮城さんなのでした（笑）。

さて、御当地謎掛けは…。
「佐賀牛」とかけて「佐賀県出身の有名人リスト」ととく、そのこころは、どちらにも「はなわ（鼻輪・はなわ）」があります。

「佐賀牛じゃなくてもあるけどね」と財津さんから厳しいツッコミ😅。
ここで急に「ＳＡＧＡ」と姫野さん。
あまりに急に言い出すので「ここに変な人がいますけど」と財津さんに言われてしまいます（笑）。
「歌ってる人だよね」とフォローをしつつ「皆さん、ぽか～んとしてるでしょ」と財津さんに言われると、笑顔でお手振りをする姫野さん…😅。久々に姫野さんの天然が炸裂なのでした（笑）。

そしてこの謎掛けへの上田さんの点数は「35点」と低評価😅。
「他にないんですか？」と財津さんが聞くも「今日はないです」と宮城さん。
いつもは2、3つは用意しているように思ったんですが、今日は1本でしたか…。

「佐賀県といえばと調べると『イカ』って出てくるんですよ。いか（イカ）に名産が多いか…」と絞り出して頑張るも、上田さんからは「2点」と超低評価なのでした。

1部最後のMCはグッドニュースな「トイレ」のお話し。
「こんな話はしたくない」と言いつつ、鹿児島の時と同じ「音姫が鳴り止んでから始まった」お話（笑）。
拍手が起きると👍からの「チッチキチー」。👍をだすと「チッチキチー」って言いたくなるのかな（笑）。

「正直ですね」と姫野さん。
「正直って汚点をさらすこと？」と財津さん、続けて「好きになった僕のこと？」と、姫野さんに何を聞いてるのか…（笑）。
「感動した」と誤魔化す姫野さんに「その中で好きになってもらったら嬉しいなぁ」と畳み掛ける。
財津さん、本当に姫野さんのこと大好きだぁ。でも片思い…（笑）。

1部が終わって袖にはけていくときの、財津さんが「大丈夫？」と姫野さんに聞いて「大丈夫」と答えるやり取りを見て、姫野さんの事をすごく心配してるのだなぁと思いました。

2部はスタンディングでスタート。
ライティングもギターを抱えた財津さんもカッコイイ！

宮城さんの年齢調査では、「ピチピチの10代・20代」の拍手に「嘘だね！」と「ちょっと前までピチピチだった30代・40代」の拍手にも「これも嘘だね」とツッコむ財津さん😅。いやいや、ちゃんと若いファンもいますって！

久々のヒット曲前のMCでは、もし財津さんが「心の旅」を歌っていたら、ということで、口を歪ませてダミ声で一節歌い「麻生太郎みたいになったと思います」と財津さん（笑）。
麻生太郎のモノマネ、以前にも見たような…、もしかして財津さんのモノマネレパートリーのひとつだったりして（笑）。

ピンクのライティングが似合う楽曲前のMCでは、その昔、耳の良い姫野さんが、レコードを聞いて、止めてをして「ここはこんな音をしている」と耳コピをしていたという初出し（？）なお話も。

アンコール1曲目は財津さんのギターストロークに合わせて手拍子をするのが楽しい！

フォーラムで転倒した曲演奏のためにキーボードから前のイスに移動して用意をしている姫野さんに「ノーベル賞おめでとうございます」と財津さん。ギターを渡される姿がメダル授与に似てた？？
間奏では宮城さんに「お前いけ！」と指示をする財津さん。鹿児島のように上手側に行こうとすると「下手！下手！」と指示を出し、下手に移動する宮城さんの後ろをスタッフのようにギターコードをもってついていく財津さん。めっちゃ楽しそうな顔をしてました（笑）。
そして姫野さんが歌い終わると「よくやった！」と褒める財津さん😄。
「大丈夫ね姫野くん？全然平気な顔してるね。ホントは大丈夫なんじゃないの？」と財津さんが聞くと「だいじょうぶだ〜」とこの日も姫野さんの「だいじょうぶだ〜」が聞けたのでした。

財津さんがエレキギターに持ち替えての楽曲は大声で歌うのが楽しい！
ギターをくるっと回してから、歌いながら2階席に向かって手を振る財津さんの゙姿にファンへ対する優しさを感じます。

セカンドアンコールでは「どうもありがとう！2階席の人もどうもありがとう！沢山入ってくれてホントに幸せです、ありがとう！次の曲は知っている曲だと思うので大きな声で歌って下さい」と姫野さん。何回もの「ありがとう」に姫野さんの感謝の気持ちがめちゃこもってました！
この曲もみんなで大声で歌います！

メンバー紹介では鹿児島のように「いつも私達4人を支えてくれています。もうテク抜群のメンバーを紹介したいと思います」と前置き。
本当にこの御三人はこのツアーにはなくてはならない存在です！
「ノブヒコ！」「トオル！」「サトシ！」と上田さんが叫ぶのはお決まりですが、姫野さんも叫んでいたのをこの公演で初めて発見😅！みんなホントに仲がいい！

最後のMCでは「みなさんのあたたかい拍手と、マスクの向こう側の笑顔が見えているような感じで本当に嬉しいコンサートでした！本当に続けてきて良かったなと思える瞬間でした。これでTULIPは、年なので、終わってしまうことになると思うんですけど、佐賀の皆さんとお会いできて本当にありがとうございました。本当に、本当に長い間ありがとうございました！」と財津さん。

「長い間ありがとうございました」は言っていた公演もありましたが、「これでTULIPは終わってしまうことになると思うんですけど」とはっきりの一言にさみしくなってしまいました…😢。

でもその後の「皆さんと一緒にこれを歌って、皆さんが大きな声を出してくれる本当に嬉しいんですよ！本当にやってきてよかったなと思うんです」の財津さんの一言で悲しんでられないって大声で歌いました！
間奏では姫野さんの肩をモミモミ、ほっぺたペチペチ、ほっぺを触られてちょっとはずかしそうな姫野さんがめっちゃ可愛かった😄。

最後は久々のサポートメンバーとのハイタッチが復活、これを見るとなんか嬉しいですよね！
お辞儀するところでは手がプルプルと不安定になっている姫野さんの杖をさっと掴んで安定させてあげる財津さん、この日は姫野さんを気遣う財津さんの大きな愛をいっぱい感じたのでした！

ツアーラストを意識はじめたアンコール公演、悔いがないように手拍子をして、歌って、推しメンバーのかっこよさにメロメロになって、楽しんでいきましょう！！