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Day2:棒人間を学ぶ。

本日のテーマは「いまやっている仕事、学んでいること」。

いま学んでいること。
胸を張って「ライティングでーす」と答えたいところだけど、今日は棒人間と答えちゃう。

棒人間?と、頭の上にクエスチョンマークが浮かんだあなた、これがまた奥が深くておもしろいのですよ。

子どものころから絵が描けない

小学校の図工の時間。
目をつぶって自分の顔を書いてみましょう。という課題がありました。

いま考えると「え?なんで?ちゃんと見て描かせてよ」と全力で突っ込みたいところですが。
しかし素直だった小学生のわたしは、先生の教えのとおり目をつぶって描いていきます。

まずは輪郭。そして右目、左目。鼻。口。
描いているときは気持ちがザワザワしています。ちゃんとうまく描けているのかな?(絶対、描けてない)

「はい、目を開けてー」
「描いた絵を見てみましょう」という先生の声。

目を開けたわたしは一瞬で頭がまっしろになります。

目が……
目が……

顔からはみ出してる~

そして、このとき描いた絵は廊下に貼りだされることになります。
ちなみにクラス全員の描いた絵を見てみると、顔からパーツがはみ出しているのはわたしだけでした。

さらに、本当に目をつぶったまま描いた人はほとんどいませんでしたとさ。

そんなできごとがあったせいかどうかはわかりませんが、わたしはとにかく絵が苦手。

学生時代、イラスト付きで勉強ノートを作っている友だち。大人になって手帳にイラストを描いている人。Twitterでイラストを投稿している人。

みんな、みんなわたしにとっては「なに、この人たち神?」と思っています。

これならわたしにも描けるかも?

Amazonをネットサーフィンしているときに、目に留まった本があります。

わ~、かわいい。

電子書籍が出ていないので、そそくさと本屋へ。
あった、あった。

本の中には表情豊かな棒人間たちが生き生きとしていました。
描き方もわかりやすくて、これならわたしにも描けるかも!

さっそく描いてみると、あらあらちゃんと描けるじゃないですか。

表情やポーズなど、いまだにお手本がないと描けないので、まだまだ練習が必要ですが、描けたことがうれしくて何度も描いてしまいます。

学びに大切なことは、成長がわかること

そうそうこれですよ。
学びっていうのは、こういう楽しい気持ちや上達しているという感覚がないと、なかなか続かないものです。

もくもくと努力できる人はちがうのかもしれないけれど、わたしのようなせっかちで飽きっぽくて、さらに諦めぐせのある人には成長という名のご褒美がないと、なかなかね。

絵の力はすごい

わたしは活字が好きだけれど、絵の力ってすごいなぁって思うのですよ。
難しいことが書いてあっても、そばにちょっとしたイラストが添えられてあると一気にわかりやすくなります。

日々の記録を記した日記や手帳だって、イラストが描いてあると見返すのも楽しい。
勉強ノートだって、ゆるいイラストとともに「ココ大事」と書いておくだけで目に留まってしまいます。

こんなこと、いままでのわたしには絶対に無理でした。
でも、これからはちがうのです。

わたしのノートや手帳には、表情豊かな棒人間たちがいます。

なにより、棒人間たちがいることで見返す回数が増えます。
ということは、勉強ならそれだけ理解が深まるということだし、手帳や日記を読み返すことで、自分の想いや考えを何度も刷り込むことができるということ。

いいね、いいね。

早くお手本を見なくても表情やポーズが描けるようになりたいな。



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