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五黄殺・暗剣殺よりも怖い最悪の方位 ”ダブル暗剣殺” 〜その方位、犯して人生詰んだ話〜

今回は、九星気学にみる最凶方位 ”ダブル暗剣殺” について、私自身の経験をふまえて書いてみることにしました。

九星気学を学ばれた方はご存知だと思いますが、方位には吉方位と凶方位があります。今回は、凶方位について書くわけですが、一般的に知られているのは、五黄殺、暗剣殺という悪作用が強く出てしまう方位があります。

まずは、その五黄殺と暗剣殺について簡単に解説しますね。

五黄殺という方位は、気学では最も避けるべき凶方位といわれています。その作用は、腐敗・自滅の力を持ち、自分から凶を引き寄せてしまう「自動的凶方位」といわれています。五黄殺がその方位に回座するかによって、凶の作用の現れ方は違ってきます。五黄殺の方災を犯すと、その凶作用は消えることがなく、吉方位をとっても吉の作用が出にくくなるといわれています。

次に、暗剣殺という方位について、五黄殺と同じように恐れられている凶方位です。字の如く、暗闇からいきなり剣で刺されるような他動的な災いが起こる「他動的凶方位」といわれています。突発的な事故に巻き込まれるなど被害を被ることが多いのでしょうね。

五黄殺も暗剣殺もとても恐ろしい方位のように聞こえてしまいますが、実はこの二つよりも怖い最凶方位があって、それが、”ダブル暗剣殺”といわれているものです。

ダブル暗剣殺とは、文字の如く、暗剣殺がダブルで押し寄せるイメージの最凶方位のようです。橋本京明先生の九星気学を学ばれた方は、ご存知だと思いますが、一般的にはあまり耳にすることのない凶方位です。
私が習った時も口伝で、こういう方位があるとうことと、その割り出し方を伝授していただきました。ダブル暗剣殺を専門に研究されている方もいるようですが、九星気学を学んだ方でも知らない方の方が多いかと思います。正直、当時の私にとっては、レベルの高い内容で、ダブル暗剣殺まではあまり理解できておらず、方位を割り出す時もダブル暗剣殺までは考慮に入れておりませんでした。

この聞き慣れないダブル暗剣殺ですが、この方位を犯すとどうなるのか?ダブル暗剣殺が関わっていた引越しで大失敗をした経験を踏まえてお伝えしたいと思います。

私は、数年前に引越しをしました。引越しした理由は、当時住んでいたお家の場所があまり良くなかったことや、転職で自宅から職場が遠くなったこと、また、住むエリアを変えて気分転換をしたいと思ったことなどです。

まずは、引越ししたいエリアの方位と移動するタイミングを九星気学と四柱推命で割り出し、この時期に引越ししようと計画をたて、物件を探し始めました。お気に入りの物件をいくつか見つけたのですが、住みたいお部屋こそ空室がなく、空きのある所はどうも気に入らない。なので、引越しは諦めようかと思っていた時にあるお部屋に惹かれました。

このお部屋(仮に物件Bとします)、実は、オンラインの賃貸物件サービスで見つけたことがあったのですが、ネット上の物件画像を見てあまり好みではなかったので候補からは外していました。
不動産仲介屋さんへ立ち寄り、物件のご相談をした時にいくつかご紹介をうけ、物件Bもお勧めされました。私が探しているお部屋の条件と一致するとのこと、仲介担当の方に強くお薦めいただいたのですが、物件Bはなぜかあまり好きではないとはっきりお断りしました。

その後、賃貸物件を探すのが本当に難航してしまい、その日は、諦めました。ただ、紹介いただいた物件Bがなんとなく気になり、お断りしたにも関わらず、帰り道に実際の建物をちょっと拝見したくなり、外観だけでも見に行くことにしました。

グーグルマップを頼りに、物件Bを探しました。端正な佇まいをした一軒家が並ぶ静かで素敵な住宅街に物件Bはありました。大家さん家族が3,4階に住み、1~2階を賃貸用物件に貸出している素敵な建物で、ネット上の画像で見た印象と違い、すっかり気に入ってしまいました。

そして、翌日、不動産屋さんに連絡し、物件Bのお部屋を見せてもらいたいとお伺いしたところ「すでに申し込みが入った為、お部屋を見せることは可能ですが、おそらく契約は難しいと思います」と言われてしまいました。人気のお部屋みたいで先に申し込みを入れた方に契約が決まるケースが多く、がっかりしました。

入居は無理だと思いながらも、お部屋が気になったので、内見だけさせてもらえないか聞いてみると、いいですよと言うことだったので、あらためて仲介担当者の方とお部屋を見に行くことにしました。

お部屋のデザインは少し気になるところがあったもののとにかく静かで緑の多い立地でとても気に入りました。ただ、他の方の申込者が入っている状況だったので、私が入居することはほぼないんだろうなと少しがっかりしたのを覚えています。

そんな翌日、担当者から連絡がありました。申し込みをされていた方の審査が通らなかったと。そのため、私が入居の申し込みをできるようになったのです。すぐに必要な手続きを済ませると審査もすぐ通り、契約が成立し、希望通り入居することになりました。その後、とても良いタイミングで引越しすることができたのです。

が、しかし、、、入居当日の夜から悲劇が訪れました。

入居した当日の夜にお部屋の色んなところから騒音が発生することに気づきました。天井からはブ〜ンブ〜ンという振動音と時にガァガァガァといった音が鳴り響き、隣の部屋からはカップルの話し声、そして、上階からは突発的な物音などが深夜遅くまで続くのです。朝も同様に特定の時間になると同じような振動音が発生し、目が覚めてしまうのです。

すぐに管理会社と大家さんに相談し調査などしてもらいましたが、問題を解決できないまま、この状況が毎日のように続きました。私は精神的にしんどくなりこのままだとノイローゼになってしまうと思い、数ヶ月でそのお部屋を出ていくことにしました。

あの時は本当にキツかったですね。毎日のように夜中になると変な振動音がするので、完全に睡眠障害になってしまいました。クリニックで睡眠薬を処方してもらいましたが、体に合わず、薬を摂取することが続かなかった。結局眠れない毎日を我慢して過ごすことになりました。

どうして引越しでこんな災いを受けたんだろう?九星気学でも四柱推命でも悪い方向ではないのになぁ。。。と思い、調べ直してみると、引越しした月と日の方角にダブル暗剣殺が入っていたんですよね。
あの引越し先で起きた他動的な災いは、ダブル暗剣殺の凶作用をもらってしまったからなのかもしれません。

ちなみにダブル暗剣殺の星が回座した方位には、「ノイローゼ」という象意が入っていたので長くその場所に住み続けると病気になっていたのかもしれないですね。

最後に、これは、あくまでも私が経験した1データにすぎず、ダブル暗剣殺が本当に存在し悪影響を及ぼすのかは定かではありません。
あの時、引越しで他動的な災いを受けてしまったのは、ダブル暗剣殺の凶作用が招いた悲劇だったのかもしれないという一個人の感想が何かの参考になればと思い書かせていただきました。

自身のダブル暗剣殺がどの星になるかを知りたい方は、私でも構いませんし、京明流の九星気学を学んだ方だと割り出せるのでご相談してみてください。

それでは、皆様、ごきげんよう。

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