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momoro66
文章を書き続けましょう
投稿した文章は時が経つにつれて珈琲の澱のように文章の海に沈殿して誰の目にも留められずにやがて寂しい珊瑚になる。だから化石になる前に新しい文章を書いて人の目に留まりたい。大袈裟に言えばそれは生き甲斐だ。ただ、砂漠を潤すために水を撒きつづける果てのない作業なのかもしれない。
今までたくさんの本を読んできた。感銘を受けた本も数冊ではない。しかし、今思えばぼうっとして文字を追っていただけかもしれない。表現や技を盗む小賢しい読み方をしてこなかったので作文能力は遅々として向上していない。読了感を言葉にする努力をせずに読みっぱなしにしてきたので表現力は進歩なし。だからなのか、発言も何を言いたいのかわからない、とよく言われる。頭の中が順序立っていない。一気に言葉が溢れてゴモゴモ言って終わり。言葉の整理には時間がかかるタチなのだ。なので、根気よく聞いてくれる(読んでくれる)人の出現を待つばかり。
「好きこそものの上手なれ」亀もあゆみでも一歩づつ文章を紡いでいく事が向上への道なのかな、と。結局何が言いたいのかというと「文章を書き続けましょう」ということ。