アンビュランスチェイサー
これは、アメリカで弁護士を揶揄する言葉です。
弁護士がアンビュランス(救急車)を見つけると、その後を追って病院まで行き、被害者である人に”訴訟で損害賠償を請求しましょう”と勧誘する。仕事が欲しい弁護士が利益を求めなりふり構わず追いかける様を表す言葉なのです。
この前、イギリスの元ダイアナ妃の特集番組を観ました。ご存知のとおり、元ダイアナ妃はパパラッチから逃れようと車の運転を誤った運転手諸共、事故に遭い亡くなってしまいました。
このときのパパラッチもアンビュランスチェイサーと言えるでしょう。目先の利益が欲しくて、ゴシップネタを探して、追いかけてたのですから。
しかし、パパラッチはゴシップが私たちに迎合されると確信しているから、ダイアナ妃達の迷惑も省みず追いかけたのだとすれば。
ゴシップも好きな私もいて。でもそんなの好きじゃないよ!もっと崇高な、インテリジェントなニュースが好きなの!と言いたい私もいて。
偏向報道も増え、バズるためのフェイクニュースも増えました。スマホを開けば情報は自分の興味のままにサーフィンしていき、あれれ。あれれ。
私は、情報に溺れて救急車に乗せられてしまいそう。