装丁に溜息『注文の多すぎる患者たち』そして目次にビビる
見てすぐ手に取った。
『注文の多すぎる患者たち』
そそられる。
動物たちの写真。
文字の配置。
いい。
表紙をめくり数ページ、写真が続く。野生動物たち。
たまらない。時間を堪能する。
表紙とそこからの数ページ。
圧巻の野生動物写真が続く。
ヘビ
ホッキョクグマ
ヒョウ
ゾウ
フクロウ
ゴリラ
もっと見たい。もう一度、、、
そして目次へ続く。
目次を前にして固まる。
いや、待ってくれ。違うだろ。
セイウチの自殺願望って、セイウチが自殺を願う?
靴と交尾って、なんでそうなった?
クマのプーさんが射殺って、あのプーさん?ファンシーなプーさん?ありえん。
目次の疑問は、作品中で明かされる。
読んで現実を知る。
『注文の多すぎる患者たち』
本来は、
『厳しい注文の多すぎる私たち』
なんだ。
注文の多すぎる患者たち ロマン・ピッツイ著 不二淑子訳