【エピローグ】マルチビジネスにハマった地獄の1年間を振り返る。
現在、28歳、とある通信メーカーで働くどこにでもいる会社員です。このnoteは私が2015年1月〜2016年1月までの約1年間、どハマりしていたマルチビジネスの経験を赤裸々に語るものです。苦しみ、悩み、葛藤し、色々な人に迷惑をかけて作った人生の負債と教訓を淡々と伝えていくものです。
なぜこの企画をやろうと思ったか?
いつものように惰性でネットの海を彷徨っている時に、とある方のブログが目にとまりました。ランランさんという愛知県出身の主婦の方です。
そのかたは過去に傷害事件を起こしてしまったり、マルチビジネスで苦しんだ経験がおありの方でした。大変な思いをされていることをブログにありのままを打ち明けているのが目にとまり、妙に気になってしまいました。その方はオンラインコミュニティでの出会いを通して心境が変化し、その体験を開示することを決めたそうです。怖かったけど開示した結果、むしろ仲間との距離が近くなり、心がかなり楽になったともおっしゃっていました。「私もいつまでも過去を悔やみ、怨念渦巻くままに過ごすのではなく、過去を糧として前を向く人間になりたい。」という思いで、気づいたらランランさんに連絡をしていました。気づくとよくメッセージや通話でのやりとりをするようになり、今ではすっかり意気投合していまいました。そんな中やはり、二人ともまだまだマルチをやっていた時代に作ってしまった負債があることがわかりました。
「立ち直ったはいいものの、まずは早く借金を返したいよね」
私は約140万。親が立て替えてくれたので利子はかかりません。しかし私としては親にしっかり利子付きでお金を返したいのです。しかし今の会社員としての手取りは16万前後。生活するのにもギリギリで一向に貯金もできません。むしろ過去を悔やんでばかりでストレスがたまり、してはいけない買い食いに手が伸びてしまいます。「こんなんではだめだ。変わりたい。過去の負債をも糧にして、あんな経験もあったよねと言えるようになりたい」そんな思いで思いついたのがこの有料noteです。ランランさんと一緒にお互いがマルチにハマった経緯、ビジネスをしていた時の経験などをリレーのようにして書き綴って行こうという話になりました。このnoteはそのエピローグという訳です。
同じように悩んでいる人の心の闇に光を
ここにマルチビジネスにハマっていた時期の私のことを赤裸々に綴り、目が覚めて立ち直るまでの軌跡を記そうと思います。私の黒歴史と向きあい、立ち直る挑戦の記録にお付き合い頂けると幸いです。マルチをやって悩んでいるあなたにも、そうでなくても向き合いたくない過去が何か意味を成すものになりますように。
このnoteが今どこかで苦しんでいる、
立ち止まっている誰かのところに届くことを願って。幸子