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15年続くベーグル店のレシピ教えます。『小さなベーグル店ができるまで1』
実家が自営業だった影響が大きく、私にとって『起業』は
いつかするものといった感覚でした。
第二子を妊娠した際に、『今だ!』と何となく直感し、
前職の栄養士を辞めました。
起業するとは決めているものの、それ以外はノープラン。
栄養士の経験から飲食店にしようとまず決めました。
飲食店といっても様々で、その中で何をするか考えたときに、
子供が小さいから夜の営業がないほうがいいなと思い
朝から昼を中心に営業できるパン屋をやることに決めました。
ちなみにパン屋で働いた経験もなければ、自分でパンを焼いたことも当時ありませんでした。
そんな私が普通のパン屋で勝負できるはずもないので、
一つ何かに絞って専門店にしてはどうかと考えました。
とりあえず、まずは何かパンを焼いてみようと
家にある材料を探したときに、すぐできそうなものが『ベーグル』でした。
たまたま最初に作ってみたベーグルでしたが、調べてみるといろいろと面白いことが分かりました。
日本のベーグル店はまだ少ないということ。(山梨にはまだベーグル店がありませんでした。)
お店独自の製法のものが多く、見た目も食感も様々だということ。
ベーグルを食べ歩くマニアがたくさんいること。
直感でこれだと思いました。ベーグルの専門店ならきっと成功する!
このころの私はとにかく運がよかったのです。
ベーグル専門店をやることが決まったら、
ベーグルをひたすら作る日々のはじまりです。
この時、妊娠後期でおなかが大きかった私ですが、
毎日ベーグルを焼きました。
出産してからは、子供が寝てる間にベーグルを焼きました。
いろんなレシピを試しました。
ここから約半年をかけてベーグルのレシピが完成します。
次回、一番最初にできた黒ごまベーグルのレシピをご紹介します。
ここまで読んでいただきありがとうございました。