#003-救急車で外科へ
痛いだけで意識はハッキリしていたので、
救急隊員の質問に答えつつ、運ばれる。
初めての救急車。意外と揺れる。
ちょっとした振動も響いて痛かった。
救急隊員の触診によると
「折れてないかもしれないけど、重度の打撲はしてるかも」とのことだったので、打撲くらいだったらいいなぁ~と
期待を胸に病院へ救急搬送された。
救急隊員と病院の先生が転落時の状況や痛みの程度などをテキパキと打ち合わせ(?)している間に、痛み止めの座薬をお尻から入れられ、病院着に着替えさせられた。
レントゲンは明日の朝ということで、とりあえず入院する事に。
看護師さんから入院についての説明や、
今晩の過ごし方について聞いたりした。
絶対安静(起き上がってはいけない)
食事はベッドの上で(横向きで食べる)
トイレもベッドの上で(差し込み便器で)
この手の症状の患者は
とにかく安静が必要で、
起き上がってはいけないのだそう。
夫におにぎりとお茶を買ってきてもらって食べた。
骨折はしてないだろうから、明日には帰れるよね~と呑気に話しながら。
そんな12月4日が終わろうとしていた。
この時のわたしは
寝た切り生活が幕を開けようとは、知る由もなかったのだった。