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世界一周してモノの見方は変わったのか?約8ヶ月弱の世界一周旅行でアラフォー女子が得たもの

こんにちは!キャリアを捨て、約8ヶ月弱世界一周してきたアラフォー女子です!
今日は世界一周をしてきた私の価値観・心境の変化、その他についてお話ししたいと思います。

私が世界一周した時に行った国に関してはこちらの記事をご覧ください。


まずは結論から。

肝心の結論から言うと「想像していたほどそこまでモノの見方は変わってない」です。
世界一周してくるというと、大抵の人に「これまでの価値観が変わっちゃいそうだよね」と言われてきました。
では全く変わってないか、と言われると、100%変わってないとは思いませんが(5%くらいは変わったかも?)
ただ、「今後の人生やライフプラン、キャリアはこうしたい」と元々思っていたことに対しての想いは強くなったので結果よかったのと、
自分の軸のようなものや信念の再確認ができたのでよかったです。

ではなんでそこまで変わっていないのかな?と考えたときに、
①そもそも世界一周に行ったのが10代20代ではなく、社会人をそれなりに経験しての40歳近くになってからの旅だったのと、現代は簡単に情報がネットから取れるので、ある程度予想がついていた
②旅慣れをしている方だと思うので、危険な場所だったり冒険するような地域やそういったところには基本行かなかった、と言うか近づかなかった

変わった、というか気づいた点はあった

これは世界一周に出てみてから初めてわかったことで、そう言う意味でやってみないとわからなかった自分の新たな側面が見えました。
それは、大きく分けて以下の3点。

昔デジタルノマドに憧れていたが、自分は向いていないことに気づいた。
=>旅って思った以上に疲れます。頭もすごい使うし、体力、気力も想像以上につかう。

*頭と体と気力をフル回転
まずご想像の通り体力は必要です。多い時で八時間歩きっぱなしとかザラです。
もちろんタクシーやUBERを使えばすぐ行けたりもしますが、それではお金が持ちません。
頭も非常に使います。「どこへいく」「どこに泊まる」「何を食べる」「移動手段は何を使う」「観光スポットの前知識の勉強」などなど。これを旅中ほぼ毎日考える必要があります。遺跡観光は特にいく前に事前に知識を入れていかないと、高い入場料を払い写真を撮って終了です。もちろんツアーに申し込み、ガイドさんに説明してもらうと言うのもありですが、高くついたり日本語のガイドがある国はそうそう多くないです。

また日本のような安全な国はそう多くありません。毎日母国語が通じない国で気を張って、持ち物や自分の安全を第一に考えて観光するわけです。常に気を張っている状況です。
デジタルノマドになることは、
新しい国に行くたびに、それらを考え、観光し、かつ仕事をする。
どれくらいどこに滞在するか、どれくらいその地域で何をしたいかにもよりますが、仕事をしながら同時に他国で観光し、各国を転々と移動する、というのを一人でやるのは今後の人生では私の中ではないな、という結論に至りました。働かず旅をしているだけでも、誰か相棒がいたら心強かった。。

仕事と滞在する国にもよると思いますが、完全リモートOKの日本の会社で働きながら海外で暮らす場合、時差がかなりある国だと日本時間に合わせて働く必要があると滞在国で昼夜逆転の生活を週5でしないといけない、など制約が出てきます。週末は観光するにも体内時計が完全に日本時間なのと休んで終了+移動で終了となりそうなのでこの選択肢もすぐに消えました。

②次からの旅は、節約旅もいいけど、旅行では予算をそこまで気にせずにやりたいと思ったことを全てやりたい
=>円安だったこともあり、とにかく「自分は何を優先してやりたいのか」「何が譲れないのか」と取捨選択を多くする場面がありました。
結果、自分の意図や意志がより明確になったのは良かった
というメリットはあります。世界一周に出てずっと旅をしているとより自分のことがわかるようになります。
しかし、その国の食べ物や文化を楽しみに来たのですから思う存分食べたいものは食べ、行きたいところに行き、体験すべきアトラクションは全てやってみたいものです。お金が無限にあればその悩みは一発で解決できる話ではありました。

③ずっと旅をしていると、これまでの「旅で非日常感を味わう」ということが、「旅が日常」になる。
=>通常「旅」は「日常」から「非日常」へ行くことで味わえる充実感だったり、
「日本では体験できないようなことをしに行く」ということが醍醐味であると思っています。
となると、それを継続的にする、ということは、「非日常」からある日を境に「日常」と感じてしまう日が来てしまい、私にはその醍醐味がなくなってしまったのです。
例えばオーストラリアのパースで毎日のようにみた美しいビーチでのサンセット。日本の東京に住んでいると歩いてすぐのところでサンセットを見れる場所なんてないわけで。でもこれを数ヶ月続けていると「日常」となり、
別の国に行った時にみるサンセットも素敵なのですが、感動が薄れていってしまったのです。思えばオーストラリアのパースに住む人たちにとってはサンセットを見るのはどちらというと東京人に比べ、かなりの「日常」。

しかしこの日常化現象に関しては、本当に人によって起こる・起こらないの差があるのと、行く国や見るもの、旅の期間によっても変わってくるし、そもそもそう言ったことは起きない人もいるかもしれません。

この旅で得たもの

私がこの度で得たものは、
①生き抜く力、サバイバル能力
②無駄を省く力、ミニマリスト力
③自分の意図や意志がより明確に

1米ドル160円の超円安で旅をしていましたから、当然のことながら、
「自分は何を優先してやりたいのか」「何が譲れないのか」と取捨選択を多くする場面がありました。
詳しい私の旅スタイルは以下を参照ください!

無駄を省き、必要最低限のものだけで生きる、旅をするということで、
逆に積み重なっていて見えなかった「本質」が見えるようになりました。

旅はまたするか?

答えは俄然YES !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!です。
今回と同じような世界一周をするか?と問われたら現状はNOです。
次回からの旅は、上で述べてきたことをふまえ、一言で言うと
「非日常を予算をあまり考えることなく楽しむ旅
」です!
旅で出会った人や経験は財産です。旅をしようと思うと体力がいるので、
これからも日常的に体を鍛えてやりたいことをいつでもやれる体力をつけていきたいと思います!

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