青春を生きる
夜明けの蒼い道 赤いテイルランプ去ってゆく細い後ろ姿 もう一度あの頃のあの子達に逢いたい。
久々にホットロードを見たくなり読んだ
私の中ではこの漫画は青春時代
当時中学生だった私。家出を何度もし夜中は抜け出していた。別に何かが欲しいわけではなく、ただ誰かといたかった。それだけだったように思う。別に愛情を受けてないわけではないし、文句も言えない。いわゆる大人はわかってくれない病。反抗期。そんな自分と重なったのだろうか?めちゃくちゃ感情移入。今でもこの漫画を読むとキュンと胸が高鳴る。
普通の家庭ではないから友達にも普通でないことを言えない。現実から離れ先輩に乗せてもらう車はシャコタン(古いな)デコボコ道を走りながら胃がもたれそうになったり、頭打ったりもしたけど、あの時感じた風は今でも覚えている。
これからどう生きるのか?を強く私に影響した漫画
このままテキトーに生きていくのか?
そして決めた決断が中卒という道だったように思う。自分自身の気持ちと戦った。中卒では将来困ることはわかっている(高校受かってるんだから大人たちにかなり諭された)
自立したかった。この場所から這いつくばって登りたかったそんな14歳。後悔してないの?と聞かれるけど、これがまた無いんです(笑)無知でがむしゃらに生きてきたので。ただ違う人生は歩んでたろうな?とは思う。でもそれは今の自分にはならない。
今、高校で進路を考えている若者にちょっとだけお姉さんから言うとしたら、「これから生きる」ことを考えてほしいと思う。生きるとは仕事・夢です。途方のない夢でも叶えるチャンスはいくらでもある。ただ惰性で進路を決めると自分の決断したことじゃなくなるから。そして大人の意見もしっかり聞いた方が良い。この時ちゃんと話してくれる大人はあなたを大人としてみているはず。私も中卒と決めたときに沢山の大人たちから
・将来どうなりたいのか
・なぜその道を選んだのか
と聞かれてしっかりと意見した。今で考えるとプレゼンだな(笑)おかげで意志が固すぎるので、就職までフォローしてもらったけど。
子供でも大人でもない14歳の青春時代。二度と戻らない。14歳が思う未来像を大切にしたらいい。その瞬間瞬間が生きている証