生きることに役立つもの
寄付。皆さんの中でどうお考えだろう?
私裕福じゃないし。沢山できないし。そうですよね。寄付する文化があまりない日本人の私達はこう思ってしまいます。
でもコンビニなどで見かけたことないですか?募金箱。おつりをチャリーンと入れる方もいらっしゃいますよね。
あれも寄付と言っては寄付みたいなものですが。募金箱とも言いますね。ここで「募金」と「寄付」の違いを
「募金」とは金銭を募って集めること。それに対して「寄付」とは金銭を贈ることを指します。したがって、募金と寄付は意味が全く異なります。
ですので、チャリーンは特に考えずされている方も多いのでは?
寄付となると「どのようにそのお金が使われているか?」「何に必要なのか?」「どう役に立つのか?」が焦点になる気がします。寄付はお金もあれば物もありますよね。物の場合は詳しく言うと「物品寄付」といいます。ややこしいですね。「寄付」とは我々のようなNPOやその他社会課題解決に動いている団体にされることが多いですね。
実は私も元々NPO組織運営をしていたわけでもなく、寄付は身近なものではなかったです(裕福じゃないし。24時間テレビの募金はしてたら何か困った人に使われるんだろうくらいです)でも実際に、NPO運営するようになり、寄付がどのように使われているか?が分かってきました。
例えば1000円でティッシュペーパーを15個ほど買えると15家庭の方に2個ずつ配れます。そうすると困難を抱える世帯の方は100円余裕ができます。この100円でスーパーで特売のジュースが買えることがあります。それが困難を抱える方には気持ちの余裕となります。(本当に困る方は水道水を飲んでる方多いです)もちろんジュースではなく、文房具が買えるかも!?すれば、子どもたちは勉強に使えます。
そう、あなたの1000円が誰かの心身に役立っている。
ここ最近ではクラウドファンディングで”夢”に投資したりしてますね。それが寄付になると見返りもないわけで大袈裟に言うと”生きること”に役立てているんだなと思うようになりました。
さて海外と日本の違いですが、アメリカでは1,000万円以上の収入がある方の約90%。その一方で、日本では5,000万円以上の収入がある方でも寄付の割合は約10%。 このように、寄付の習慣はアメリカに比べると日本はあまり根付いていない状態と言えます。税法上のこともあると思うのですが、寄付に対する意識づくりをすることも有効なんだなと。そうすれば個々の意識が向上し、寄付が「特別」なものではなく「身近」なものになっていくのではないでしょうか?
先程「物品寄付」の話をしましたが、先日の記事を読んでお知り合いの方が寄付してくれました。
沢山のタオルやシーツ類。タオルって新品に消耗品で意外と安くないので助かります。ありがとうございます。特に一時避難及びシェルター施設だと、タオルは必需品です。少し前には、他の方からお孫さんが来たとき用のおもちゃ類も。
本当にありがとうございます。
このように、まだまだ使えるもの。でも自分には必要でないものをお配りしたりするのが、もったいないマーケット(毎月最終土曜日開催)
ただ、生活用品やその他もろもろを一度に40世帯ほどお渡ししていますので、有志の方やAmazonみんなで応援での寄付以外に実は団体からも購入💦
例えばこの中の、ナプキン・花火・洗剤は団体で購入してます。これらの購入は団体の運営するエステサロンでの施術代金の一部や、皆様の寄付金からご準備しております。
花火はコロナ禍で夏休みの楽しみがなかったから、とっても嬉しかった。とお母さんもお子さんも喜ばれてました( *´艸`)
さて、ここで寄付のお願いです。親子の方の暮らしが少しでも楽しめるものであるように。皆様の協力をお願いしたいです。というのも当団体がしている親子の支援として主なものは
☑ひとり親・困窮世帯の方への技術取得・就労支援
☑親子の居場所・一時避難及びシェルター施設運営
☑24時間相談受付
と多岐にわたっておりまして、相談の中には物品の配布も多く一人でも多くの方にとりこぼしのないご支援をさせて頂ければ幸いです。
寄付サイトはこちら
どうぞよろしくお願いいたしますm(__)m
NPO法人オカヤマビューティサミット