Webオンリーイベントに初参加してみたレポ&感想

サークル側として初めて参加したWebオンリーイベントがとても楽しかったので、記録を残しておこうと思います。

今回参加したのはこちら。

8月頃に開催のお知らせツイートが回ってきて、参加しようか迷っているうちにあれよあれよと参加者が増えていき、慌てて申し込んだ記憶があります。
その後もどんどんスペースが埋まり、最終的に500スペース満了となりました。すごい。

この時点では何を描くか具体的には決まっていなかったのですが、蒼天街のストーリーが好きだったのでそのへんのお話を描きたいなぁとぼんやり考えて、とりあえず「オールキャラ イシュガルドの人達」で申し込みをしました。

ところで、私はスクエニオンリーに参加するときはだいたい「オールキャラ」で申し込みをするんですけど、パンフレットを見てみると、ひとくちにオールキャラと言っても「NPCのみ」「非NPCのみ」「ヒカセン+NPC」などなど結構幅広くて。それでもきちんと似た傾向のサークルがまとまって配置されているので、配置担当の方が頑張ってくださってるんだと思います。いつもありがとう…。
カプ名に関しても、種族で書いてあったりジョブで書いてあったり、人によって書き方が様々だったりして、14の配置担当の方は大変そうだなぁ…といつも思っていました。こんなに配置が大変なジャンル他にあるんだろうか。
なので今回の頭割りも、スペース配置作業は本当に大変だったんじゃないかと思います。500サークルチェックしていくの考えただけでも気が遠くなる…。本当にすごい。ありがとうございます…。

とりあえず一般参加してみる

Web上での即売会がどんなもんなのか全く想像がつかなかったので、とりあえずいくつかのイベント会場を覗いてみました。
操作に不慣れでうっかりブラウザバックして入口に戻されたりしつつ、慣れてくると昔のRPGゲームを思い出して楽しかったです。
「真ん中の水晶か本のアイコンを押すと作品一覧が開く」というのはなんとなく理解していたのですが、サークルカットを押すとお品書きが開く仕様を知らなくて少し戸惑いました。
ネップリの番号がお品書きに書いてあるらしいサークルさんのスペースで、「お品書きどっから見るの!??」となったりしていました…。

お試しでサークル参加してみる

頭割りの告知アカウントでも当日までに別のWebオンリーイベントへのお試し参加を推奨していて、私自身もぶっつけ本番は少し不安だったので、お試し参加OKのオールジャンルイベントに参加してみることにしました。

作品を展示する方法として、外部サイトに直接繋げるか、ピクスペ店舗を利用するかの2種類があります。
一般参加した際、個人的にピクスペ店舗を利用(実際には表示されたページからさらに外部サイトへ飛ばす)したほうが見栄えが良かったので、そちらで作ることにしました。

既刊の通販ページとPixivにあるWeb再録を載せるとして…
・サークルカットの作成
・店舗外観の作成
・お品書き作成
・ピクスペで作品個別ページを作る

やることが…やることが多い……

何を作るにしてもまず調べないといけないので、初参加のときは大変ですね。次回以降はある程度知識があるのでもう少し楽に進めそうです。お試し参加して良かった。ぶっつけ本番だとテンパってしまいそう。
とはいえ、ピクスクの使い方や各種手順をわかりやすくまとめてくださってる方がいたのでとても助けられました。アバターや店舗外観を配布してる方もたくさんいて…ありがとうございます。
参考にしたサイト等は次の「前日までの準備あれこれ」のところで書きたいと思います。

前日までの準備あれこれ

まず、作品一覧を作る際に参考にしたページ。

ピクスペ店舗を利用した頒布物一覧を作るにあたって、HTMLを使うととても見栄えが良くなります。
自分であれこれ作れそうになかったので、こちらのタグをまるっとお借りすることにしました。
メモ帳に貼り付けてリンク先や説明文を書き換え、必要に応じてボタンの色を変えます。なんか、懐かしい…その昔、個人サイトを作っていた頃の古の記憶が……。
ちなみにWindowsのメモ帳は使いづらいので、私はサクラエディタというフリーのテキストエディタを使っています。タブで複数開けたり、画面も見やすくて便利です。

↑こちらも、頒布物一覧を作成する際に参考にしました。

こちらは頭割りの準備に関する様々な情報をまとめてくださっています。これ読めば必要な知識は一通り拾えるんじゃないかな。Twitterだと見落としたり見失う情報も多かったので、とても助かりました。ありがとうございます。

そんなこんなで外堀を埋めつつ。
肝心の作品ですが、ギリギリまで迷って今回は本にせず展示にすることに決めました。
時間的な要因が大きいんですけど、「印刷所どこにしよう、部数は、委託先は…」とあれこれ悩んでるうちちに、展示にすればこのへんの悩み一切考えなくて済むな…と気付き。もちろん、このへんをあれこれ悩むのが同人誌を作るうえで楽しい部分ではあります。なので次参加するときはもっと計画的に、時間と心の余裕を持って本を作れたら良いなと思いました。
ただ、当日本が無くても展示物があるというのはWebオンリーの良いところですね!リアルイベントだったら本が無かったら机上に何もないもの…。

というわけで当日のお品書きとしては
・ポイピクにて新しい漫画の展示
・BOOTHで既刊の通販
・Pixivに載せてる過去の再録漫画の展示
という感じになりました。

なんで新しい漫画の展示にポイピクを使ったのかというと、時間指定の投稿が出来るからです。Pixivだと確かプレミアム会員にならないと予約投稿機能は使えなかったと思います。あと個人的にポイピクの絵文字で反応送る機能が好きなので…。

結局イベントの前日まで原稿ともろもろの準備でバタバタしていました。
宝の地図を作る時間がなかったので、気になった作品のお知らせツイートをブクマしてあとですぐ見返せるようにしたり、非公開リストに気になるサークルさんのアカウントを入れておいて当日の情報を追いやすいようにしたりしていました。

イベント当日

そしてついにイベント当日!
久しぶりのイベントにワクワクしつつ、リンクミスってたらどうしようとか誤字脱字あったらどうしようとか、不安な気持ちも入り混じっていました。

■当日のお知らせツイートについて

万が一ピクスクの会場が落ちたときのことも考え、プロフカードというのを使って展示物一覧を作ってツイートしてみました。

↓こんな感じの説明+リンクのページが作れます。

画像1

こんなまとめページを作らずツイートに直接リンクを貼ったほうが良かったのかなぁとも思いつつ…。でも140字に詰め込むのもそれはそれで見にくくなりそうだし。正直どっちが良かったのかわからないですが、こういうツールもあるよ〜という報告(?)でした。

■お買い物のこと

事前にチェックしていたサークルさんに関しては、ピクスク会場からではなくツイートのリンクから直接販売ページに飛んで、御本を購入しました。
せっかくのWebオンリーなのに…!って感じなんですが、狙って欲しい本がある場合はこのほうが早いです。

リアルのイベントだと、軽くなる財布と重くなる手提げ袋で “本を買った“ を実感出来るんですけど、オンラインだと支払いはカードだし本もまだ手元には来ないので、なんだかいつもと違う不思議な感覚でした。
また、売る側としては(BOOTHを利用していたので)店舗ごとに送料がかかってしまうのが申し訳なかったんですが、買う側になると送料がいくらとかどの書店を利用しているかなどは全く気にしなかったです。欲しい本がそこにあったら気にせず買うわ…。このへんの感覚は人によって違うかもしれないですけど、普段のイベントでも交通費や参加費やパンフ代などなど色々かかってはいるので、それらが無いぶん…って考えると送料はあまり気になりませんでした。

■会場をうろうろしてみる

昼間は出掛けてしまっていたので夜頃に会場にインしました。時間に縛られず好きな時間帯に参加出来るのはWebオンリーの良いところですね。なんなら服装も気にせず化粧もせずお酒飲みながらでも参加出来ちゃう。Webオンリー良いですね

AアラからEアラまでぐる〜っと回りつつ、気になったスペースはお品書き見たり中に入ってみたりする感じで一通り見ていきました。
ドットでゲーム内の世界観を表現していたり、シンプルだけどわかりすく見栄えが良かったり、本当に参加者の数だけスペースにも個性があって見ているだけで楽しかったです。

ところで、スペース外観を作るうえで装飾は凝るべきなのか、それとも何が置いてあるかの情報を優先すべきなのか、悩む人は多かったと思います。どうなんでしょうね…。ただこのへんは好みの問題で、どっちのほうが良いと一概に言えないような気がするので、好きなように作るのが1番なんじゃないかなぁと思ったりしました。

アバターも個性的なものが多くて楽しかったです。
画面上を高速で横切る古代人やらインゴットを見て笑ってました。やたらリアルに動くエビや、コーヒークッキーの群れ、レインボーに輝くゲーミングアウラやエレクトリカルシャードとか…とにかくカオスで。面白かった。

■会場内での交流

開催時間内でコアタイムが設定されており、その中で参加者が集まって記念撮影するイベントがありました。

アナウンスが流れると同時に一斉に撮影場所にワラワラと集まるアバターたちが面白かったです。

自スペースに関してですが、私は人がいるとソワソワして落ち着かなくなってしまうタイプなので、ほぼほぼ不在にしていました。サークル主はスペースにいたほうが良いのか否か問題…どっちが良いんでしょう。これも人によるのかな…。

閉会間近になり、名残惜しい参加者達がなんとなく中央付近に集まって雑談してたのが楽しかったです。こう、その場で会った人とその場のノリでワチャワチャする感じ…なんかエオルゼアの空気感に似ている…。最後も「またエオルゼアでー!」って言いながら別れてくのもなんか良かったです。また会えたらいいな。

最後に感想などなど

楽しかったです!!!!

本当に楽しかった…。参加して良かったです。
展示した作品を見てもらえたり、感想を伝えてくださる方もいて、とても嬉しかったです。ありがとうございます。

上でも書いたんですけど、オンラインだからこその良さがたくさんありました。
朝早起きしなくて良い、寝起きでも参加できる、当日に新刊が無くても大丈夫、自スペースを気にせず買い物に行ける、時間が長いのでゆっくり会場を見て回れる…
もちろん、リアルのイベントでしか味わえないものもあります。自分の本を買ってくださった方に直接お礼を言えるのは最大の良さだと思います。それでも、オンラインならではの良さ、オンラインだからこその楽しさもかなりあって、それらを今回のイベントで知れて良かったです。

最後になりますが、このような素敵な楽しいイベントを企画してくださった主催の村田さん、本当にありがとうございました。締め切りを与えてくれてありがとうございます…。
頭割り2も開催されるとこのことで、今からとても楽しみです。
次はアバター自作したり、店舗の装飾を頑張ってみたいなぁ。

それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。

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