だいたい5分程度でわかるジロデイタリア観戦レポート Stage6
Stand.fmでお喋りしたことを
こちらにもテキストでアップしてみます。
喋りでほんの少し違うものになったりもしていますが
アーカイブとして残しておきます。
みなさんこんばんにちは。
オーディオコント製作チームゲスラジの腹黒担当さちあきです。
この番組はロードレース観戦が大好きなさちあきが、レースを見たあとの暑苦しい気持ちをお伝えする番組です。
今日はジロデイタリアのステージ6。
いよいよ来ました山頂ゴール!
ジッビリーニ山地を舞台にした全長160kmのステージですよ。
ステージ詳細を読んできたら、海抜152mから一気に標高1090mまで駆け上がるとあって、思わずヒッて言葉が出てしまいました。
標高599mと言われている高尾山(東京都)でさえ自転車で登る時に足をつかずに未だ走れない私としては、プロのモンスターっぷりに心底恐ろしさを感じてしまいます。
しかも自転車レースは全天候型だとはいえ、雨はやっぱりしんどそうだなぁなんて思って観戦していました。(とはいえ、今日も締め切りに追われているのでほぼほぼ耳で観戦していたのですけれど)
雨だと気温も下がるため寒いのが苦手な選手がいたり、レインウェアを回収する献身的なアシストがいたりと、かなりのドラマが展開されていました。
献身的といえば、ほとんど一人でイネオストレインを引っ張ったガンナの働きも素晴らしかったですね。
初日のヒーローガンナ祭りから一転してのアシストとしての力強い走りに、今大会でエースをはるベルナルには頑張ってもらいたいなと感じてしまいました。
さて、そんなレースの先頭は誰だったかといえばバーレーン・ヴィクトリアスのマーダーとモホリッチ。さらに追い上げる追走とともに一度は吸収されたものの、再度マーダーが飛び出していくとイネオスのダニエル・マルティネスもアタック。
ベルナルのためにもマーダーに追いついてつぶしたいところですよね……。
そういえば今日のイネオスはチーム力を見せつけてくれました。カストロビエホがパンクしているバイクのままチームを牽引をするという荒技を繰り出してましたからね。
チームが一丸となっている時のイネオスの強さは折込済みなので、たった一人で飛び出していったマーダーが気になるところです。
残り2kmを切った頃、いよいよベルナルも追撃開始。総合ジャージがかかってますからね!
しかし、リタイアしたランダの分も背負った走りを見せて苦しそうな表情と余裕なく片腕を一瞬上げてフラつきながらのマーダーのゴール。すぐ後ろにはベルナルを含む有力な選手たちが4人もいました。
秒数にして12秒。よく頑張ったなと思います。
さて、マーダーの熱い走りに胸を熱くしたところですが、今日は総合ジャージが誰の手に移ったのかがめっちゃ気になりました。
昨日までマリアローザを着衣していたデ・マルキは途中から13分も遅れを見せたので、バーチャルでも誰がマリアローザになるのかコンマ以下の争いで手に汗握る展開だったのです。
結果若干22歳のアッティラ・ヴァルテルがヤングライダー賞とともに総合もガッチリゲットしていきました。
とはいえ、続く2位にエヴェネプールとはコンマ11秒、ベルナルともコンマ18秒差なので明日どうなるか分かりません。
明日のコースレイアウトを見ると、海風が強そうな区間を挟んで丘陵地があり、最後の市街地では直角コーナーと瞬間的とはいえ12%の坂もあるテクニカルなコースっぽいので、かなり面白いことになりそうです。
それではまた明日チャオ。
総合:アッティラ・ヴァルテル(グルパマ・エフデジ)
ポイント賞:ジャコモ・ニッツォーロ(チーム クベカ・アソス)
山岳賞:ジーノ・マーダー(バーレーン・ヴィクトリアス)
新人賞:アッティラ・ヴァルテル(グルパマ・エフデジ)
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