だいたい5分程度でわかるジロデイタリア観戦レポート Stage16
Stand.fmでお喋りしたことを
こちらにもテキストでアップしてみます。
喋りでほんの少し違うものになったりもしていますが
アーカイブとして残しておきます。
みなさんこんばんにちは。
オーディオコント製作チームゲスラジの腹黒担当さちあきです。
この番組はロードレース観戦が大好きなさちあきが、レースを見たあとの暑苦しい気持ちをお伝えする番組です。
今日はジロデイタリアのステージ16。
きたぞきたぞのチマ・コッピ戦!!
サチーレからスタートしてコルティナ・ダンペッツォまでの212kmのレース予定だったのですけれど‥…今日は現地の悪天候によりコースが大幅に変更となってボルドイ峠がキャンセルとなり、スタート直後の1級山岳のあとは1級のジャウ峠のみ向うコースになって、153kmと超短縮されたクイーンステージとなりました。
ダブルチマ・コッピ見たかったなぁ……。
気を取り直して。
昨日に引き続き、相当強そうな雨でレインウェアを着た選手たちが駆け抜けていくのですが、相変わらず道路がツルツルしてそうで見ていておっかなかったです。
アスファルトって敷かれてそんなに経ってなかったり、白線の上とかってグリップ力がないからめちゃくちゃ滑るんですよね。
そんな中でも選手たちはギリギリのライン取りをしたりするので、あわや路肩に止められた車に激突してしまいそうなシーンもあって肝を冷やしました。
ちなみにそのあわや駐車中の車とぶつかりそうになったイサギレは、中間スプリントを先頭にて制してスプリントポイントをゲットしていました。ポイントゲットしても怪我とかしてリタイアしたら意味ないから気をつけて欲しい……。
そして今日もエヴェネプールがメイン集団からも遅れてしまったようです。
期待されていただけに調子が悪いという話は少し寂しくなりました。
勾配がキツくなるとモビスターのペドレロがペースアップすると、サイモンイエーツが遅れ始め、逆にウラソフが追いついてくるという総合上位勢の動きも面白かったのですが、残り21kmから現在マリアローザのベルナルが、そのペドレロさえも追い抜いて単独逃げを始めました!!
ちょっと!本当に意味がわかんない!!!って感じです。
しかも悪天候で映像が途切れてしまったため、そのあとのベルナルや先頭、メイン集団がどんな動きをしているのかも全くわからないまま……。
ひたすら映る笑顔の観客たちとゴールを見守ることとなりました。
そして、残り500m!
いよいよゴール前の直角コーナーを曲がって見えたのは、余裕のある走りを見せるエガン・ベルナルです。
ゴール直前までにレインウェアを脱ぎ、マリアローザでのゴール!!!美しかった!
タイム差をつけたいならレインウェアを脱ぐ必要もないのに、役者だなぁって思いました。
これで山岳ポイントを50もゲットしたベルナルは、現在山岳賞保持のブシャールと29ポイント差となり、山岳賞にも王手がかかりそうな予感です。
こうなるとポイント賞以外は全てベルナルが手にしてしまうのでは?というとんでもが起こってしまうかもしれません。
残りの1級山岳、頂上ゴールは19ステージと20ステージの2回。
どうなるかが楽しみですね。
あ、明日は休息日なので観戦レポートでなく、朗読劇が上がってくると思います。
それではまた。
総合:エガン・ベルナル(イネオス グレナディアーズ)
ポイント賞:ペーター・サガン(ボーラ・ハンスグローエ)
山岳賞:ジョフリー・ブシャール(アージェードゥゼール・シトロエン チーム)
新人賞:エガン・ベルナル(イネオス グレナディアーズ)
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