空に虚。

amazarashiの「光、再考」を久しぶりに聞いてしまうぐらいに精神的にキてるものがあるらしく、朝が早くこないかなと思っていたりする。

夜が怖い、というわけじゃない。
夜は変わらず好きだし、いろいろな考えが頭に浮かんでは消え、それらを弄んでは空想に埋もれることができる。

ただ、夜になると頭の芯が痺れてしまうせいか、一人で奮闘していることをまざまざと感ぜられて「なにしてるんだろう」ってふと我に帰ってしまうだけだ。

使命があるわけでもない、なにかを成し遂げなくてはならないような責任があるわけでもない、守るものもない。

イラストやデザインなどの制作物が誰かの心を慰めるのかもしれないけれど、自分はいまだ誰かに見つけてもらえるようなものを作ってもいない。

戦略的にこの導線が必要だって準備してはいるけれど、そろそろ一人では限界。「潮時なんじゃないの?」っていう声が耳元でするけれど、うるさいうるさい!って振り払いながらパソコンの前に座っている。

こんな人生の折り返し地点になる頃になってまで「私はここにいるよ。誰かみつけて」なんていうことを思うとは思わなかったし、相変わらずみつかりたくもない。

矛盾してるんだよな。と自嘲しつつ、それでも同じ思いをしているだろう何千何万といる埋もれた表現者たちのことを思う。

アウタルケイアを目指して閉じて閉じて閉じて、全部閉じたらまた開いて、ともかくやり遂げるしかないんだと言い聞かせて。

「才能がない」と言われたことも全部忘れて。

ともかく一つずつ。

関心を持たれてないことぐらい上等だっていう気持ちを背負って、いつか、たった一人でも振り向いてぐれる人がいるだろうから賽の河原で石を積むように、そうやってやっていくしかない。

#深夜の繰り言 #弱音と意思表示 #それでも生きていかざるを得ない

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