クズ男をディスるなら、貴様もクズだということを自覚しろ
久しぶりにキレッキレな怒りでOh!猛烈って気分Death。
ことの発端は長い付き合いになる腐れ縁さん(ジェーン・スーさんから
「いつまで女子でいるつもりだ」とカツをいれられるような人)からの、
恋の愚痴というもので、
最初こそ「傷ついた私を慰めて」っていう裏コードを読み取って、
適当に流してたわけ。
彼女は典型的な「聞いて。だけど私を傷つけないで」ってタイプだけど、
私は解決を目指したいタイプなだけに「聞いて」ってだけな話は
あまり耐えられるタイプではない。
それでも彼女がいう
記念日デートを約束しているのに、前日になっても連絡が取れない上に、彼は何度か約束をドタキャンしたことがあることがある、
ということで大変にナーバスになっていたので、
「年齢が上がってくるとお仕事も忙しくなってくるから、返信とか難しいのかもね〜」なんてお茶を濁していたの。大人になったな、私。
もうね。どんだけ仕事が忙しかろうと、本当にその人のことを気にかけていたら電話だけでも…とか、スタンプだけでも…とか、いろんな手段を選べるので、この時点でルーズに扱われていることに慣れるか、別れるかの二択しかないなって思ってるわけ。聞き役側の感想としては。
だけど、自分のことしか見えてない悲劇のヒロインに酔っちゃっている彼女はそういうことに気づけないというか、見ないふりをしているので、
「常識的にありえない」とか「普通はちゃんと連絡するのが大人」とか、そういった言葉ばかりを繰り出してくるわけ。
私は常識なんてもんはコレッぽっちも持ち合わせていないので、正直
「なに言ってるんだこの女。もうワレ40ぞ。そういった言葉で自ら選び取る道を逃げてる場合か?」って気持ちになるわけ。
あのね。
クズだっていうんだったら、もうそいつはあんたの中でクズなの。
だけど、そのクズっぷりと一生をともにする覚悟を持つか、
今すぐそいつを見捨てるかしかないの。
他人が自分好みの「常識人」であることなんて夢みたいなことを望んでる場合じゃないわけよ。
とはいえ、自分がされて嫌なことをされた時に怒れないってのも分かる。
そりゃ女だもの、うっかり彼に訴えて腕力で仕返しされたら怖いもんね。
そうでなくとも相手を否定する言葉って伝えるの勇気がいることよね。
嫌われたくないし。
だけどさ、あんた結婚前提にその人とお付き合いしてるんでしょ?
だとしたらそいつと一生ともにしなくちゃならない時に、嫌なことを嫌と言えないでどうすんのよ。
すべてのことは待った無しで動いていくんだぞ。
齢40にもなれば高齢出産だって大変なところに、今度は親がリタイアして介護問題とか出てくるんだぞ。
自分だって若くないことを自覚して、だんだんとヨボッていく体を労わっていかなくちゃならない年齢なんだぞ。
区役所へ行ったり、様々な書類とにらめっこしたり、家の財産をどう守っていくかとかそういったことを考えなくちゃいかんのだぞ。
もっと小さなことを書けば、便座の蓋が開いてる・閉じてる、部屋の電気をつけた・消した、カツにかけるものはソースか醤油か、そういったバッッッッッッッッッッッカみたいに小さなことでケンカし続けるんだぞ。
「常識」なんてものは家族単位で違うのだから、ルールを二人で(増えればその人数も含めて)作って行かなくちゃいけないんだぞ。
しかもその「常識」さえも、別の家族や社会に混じったら改変を求められたりするんだから、本当大変よ。
隣の芝生は青くって、思わずそういったところばかり見えてしまうけれど、お隣さんはお隣さんの問題を抱えているわけ。
そんなことも分からない年齢でもないでしょう……。
あんたがクズだと思っているその男だって、仕事とか他の場ではシッカリとしてるんだろうし、それと同じように扱ってもらえないなら、それはあんたが許容したことであんたが悪い。
そんなことも自覚できないほど脳みそお花畑なら
一生女子のままで狂ったダンス(恋愛)を踊り(し)続ければいい。
そう思うよ。
そしてこういった怒りを抱えるきっかけになってくれた彼女から届いた、
「”彼に怒っていることを伝えたい”けれど、一方的過ぎるかな?」
っていう連絡に対して
「気を使う必要ある? 二、三日放っておいてその怒りメール送りなよ」
って返してから返信がなくなりました。
なんだかな。
あなたが怒ったり、悲しかったり、寂しかったりっていうのは言葉にして伝えないと伝わらないの。
人は念を読めるようなエスパーとかじゃないんだから、何度も何度も繰り返して伝えるしかないし、それでも伝わらない相手なら自分自身が未来を決めなくちゃいけないの。
相手がフェードアウトしてるように感じるとか、そういう相手任せの言葉でなくて、あなたが決めなくちゃいけないのよ。
その人が自分のことを大事にしてくれるかどうかも、あなた次第なのよ。
そしてクソッタレな相手を好きになったとしても、それでもその人のことを好きな自分に嘘をつかないであげて欲しい。
あなたはそんなクソッタレな人のどこかに良いところをみつけたのだから、それはスゴイことだよ。
というわけで、こういったお花畑女子がこれ以上増えないことを祈って。
noteに上奏する次第です。候。