坊主にした。
坊主にした。
職場の皆は、「違和感がない」「似合う」って言ってくれた。
自分が坊主にするのは、ここの職場では2回目。
限りなく坊主に近いベリショの時もあった。
私は「そういう人」というカテゴリで生きてる。
皆が、「私の価値観」を尊重してくれている。
言葉にしなくても、わかっててくれる。
似合うとか、違和感がないね、っていうコメント。
例えそれがお世辞やその場しのぎだとしても、
「なんでそんなふうにしたの?」とか
「坊主なんてやめなよ」等という否定的な発言は聞かない。
それが嬉しい。
坊主で買い物に行くと、凄くぎょっとされる。
ヒソヒソと、「私が坊主にしたらどうする?」
なんて事を言う子もいる。
店員さんですら、レジを終えた後にスタッフ同士で
「・・・凄いねーアレ」
って言ってるぐらい。
そんなコメントは、今まで何千回も聞いてきた。
「あんなカッコして」
「普通じゃない」
「恥ずかしくないのかな」
等など。
他人を指さして、嘲笑って、マウント取って。
そうしないと、そうでないと安心出来ないんだ。
自分の価値観を、見知らぬ他人に押し付けんなよ。
ってことを、こういう時に痛いほど感じる。
そして、より一層自分について考える時間が増える。
好きなことして生きてけるほど、人生楽じゃないよ
って、言う人もいるね。
お疲れ様ですね。
私は、坊主の自分が好きだよ。
どんな自分でも、好きだよ。
そんな自分でも、認めてくれる人が居るから。
他人に何を言われても、私は痛くも痒くもない。
そして、それは私の人生に1ミリも傷つけられない。
くだらない戯言で終わる。
自分を好きになれると、強くなれるっていうこと。
40になって、わかった。