キャリア理論、おもしろいかも
キャリアコンサルタントの国家試験では、キャリア理論が毎回必ず何問か出題されるということなので、しっかり暗記しなければいけないポイントだ。人数も多いし理論の特徴もさまざま、キーワードも多いのでなかなかの難関ポイントだと思う。特に暗記力に不安ありまくりな私にとっては…
ただ、まずはそれぞれの理論の特徴を知るところから。覚えなきゃ、と思いながらではなく、単純に知ろうと思ってテキストを読んでいると、とても面白い。キャリアやキャリアコンサルティング、キャリア教育について、どのように捉えるのか。悩んでいる人の悩みや課題をどう考えていくかや、人がより良い人生を送るためにキャリアとどう向き合って行くか、個人の観点だけでなくその環境たる企業や行政がどう関わるべきかなど、これまで自分が何となく考えてきたこととも重なり、もっと早く知りたかったとすら思う。
これから、自分や近しい人たちの人生のことを考えるにあたり、とても役に立つ知識を学んでいるのだと改めて実感した。そして、仕事の上でも必ず役に立つ。
とはいえ、試験に合格して資格を取る、となると話はまた変わってくる。知って理解して役立てる、というのが真の目的ではあるけれど、試験のためには人の名前や理論の名称、キーワードなどを暗記しなければならない(冒頭に戻った・笑)。かなり難航しそうだ。
そして覚えることはもちろんキャリア理論だけではないのだ。キャリア=人生と考えたら、キャリアコンサルタントの扱う範囲、持っていた方がいい知識の幅は、本当に広い。全部を覚える必要はもちろんないが、試験範囲として明記されているものだけでもかなり幅広い知識を求められる。
実は懸念がもうひとつ。それは『漢字』だ。
こうしてキーボードに向かって打っている分には、どの漢字を使うのが正しいのかはだいたいわかる。でも手書きで漢字が正しく書けるかというと、読めても書けない、以前は書けたけど忘れてしまった、ということがどれだけ起こるのか、本当に恐ろしい。これはたくさんの人に共感してもらえることだと思う。
だから、今回の勉強は、できるだけ手書きでしようと思っている。ノートを取ったり、資料をまとめたり、ということをしていく中で、きっと感じも身について行くはずだから。何とも恥ずかしい話だが、仕方がない。前向きに頑張ろう。