見出し画像

「人生における11時台」 それはきっと今の私

こんにちは。助産師を目指す看護学生のサチです。

前回の記事でもお話しましたが、やっぱり少し息切れ気味でして…
そんな状況でもなんとかモチベーションを維持しようと、息切れしそうになるたびに見ている動画があります。

近畿大学卒業式のキングコング・西野亮廣さんによるスピーチです。

今日はそれを見て私なりに感じたこと、考えたことについて書いていきたいと思います。

人生における11時台の今のわたし

3月には、選ばれたくて仕方なかった助産師コースに落ち、5月に学内奨学金(給付型)の採用に全て落ち、6月に大学の附属病院の採用試験に落ち、もう何もうまくいっていないと感じている私。

そんな時に、2年前に話題になった頃から好きだった、キングコング西野亮廣さんの近畿大学卒業式スピーチ動画をふと見ました。

https://www.youtube.com/watch?v=dJT_L6d_fU8

☆12:10~がおすすめです

まず西野さんのスピーチを簡単にまとめると

☆未来は(今すぐに)変えられないけど、過去は変えることができる
☆(理論上)失敗なんてしないから挑戦しなさい
☆報われない時代(人生における11台)は必ずある、でもいずれ花開く時が   来る(時計の針は必ず重なる)

といった感じです。

私は名言を聞いたり、心が動かされた時には不思議といつも鳥肌が立つのですが、この動画も見るたびになぜか鳥肌が立つんです。しかも毎回。もう何十回と見たのに(笑)

私の今までの短い人生の中では、「過去はどうやっても変えられないけど、未来はいくらでも変えることができる。」と教えられてきた気がします。
本からだったり、学校の先生からだったり。
だからこの動画をみたときすごく衝撃を受けたと同時に、今の自分に置き換えると、なんだかすごく今の自分を肯定できるような気がしてきたんです。

助産師コースに落ちるわ、採用試験に落ちるわで、

はあ~今までの自分の努力はなんだったんだろう、本当に何やってもうまくいかないな、自分の人間性に問題があるのかなって何度も悩んだり。答えのない問いを考え続けたり。

でも、きっと今の私は人生における11時台なのかなって考えた時に、きっと辛い気持ちや悩み続ける今があるからこそ、なれる自分がいるのかなとも思えてきました。

「人生における11時台のこの今が自分にとって必要な時間だった」

「21、22歳の悩んだあの時間があるからこそ今の自分がある」

そう思えるようになるのはきっと、時計の針が重なる12時になって初めてなのかもしれません。

でも今の私には、この辛い今もなんだか、ポジティブに捉えられそうな自信というか確信があります。

なぜなら助産に落ちたり、採用試験に落ちたりして気づいたことが既にいっぱいあるから。

自分の夢をこころから応援してくれる両親がいて、面接練習に付き合うよと言ってくれる友達がいて、全てダメだったらうちで働いたらいいよって明るく声かけてくれる人がいて、私の進路を応援して下さる先生や周りの大切な人がいて、そういうことに改めて気付くことができたから。

これらのことに気付けただけで、すでに私は「助産に落ちた」「採用試験に落ちた」「それに悩み続けた」っていう辛い過去も「自分にとってとても大切で温かい存在に気付くことができた大切な経験」へと

もう既に書き換えられている気がします。大切な存在に気付くことが出来ただけで、「助産に落ちて良かったのかもしれない」「これらに気付くために、助産に落ちたのかもしれない」(思い込みがすぎるか?w)とさえ考え方が変わってきています。

このように、過去は変えられる。西野さんが言いたかったことはこれで合っているかはわかりませんが、私はこういう風に捉えることにしました。

人間、生きていればうまくいかないことや思い通りにいかない事もたくさんあると思います。
でも一通り悩みきったら、上記のように物事の捉え方を変えようとするちょっとした努力や、発想の転換、根拠のない思いこみも大切なのかなと感じました。周りから見たらそれは正当化に見えるかもしれません。でも周りの人の目なんて気にしなくていい。
自分の過去を自分がそう捉えると決めたならそれだけが正解なのだと思うから。

きっと今の私は人生における11時台なのかもしれない。

でもそれならそれで、時計の針が重なる12時が来ることだけを信じて、今できることを頑張ろう。そう思います。

西野さんは、「未来を変えることはできないけど、過去を変えることはできる」と言いました。
でもそれはきっと、未来を今すぐ変えることはできないと言っただけで、今できることを必死に頑張れば、辛い過去も、消したいと思えるような過去も書き換えられるし、今の頑張りで未来も作ることができる、変えることができる、という意味も込めているような気がします。

だから、私は今できることを頑張って、今の自分の経験も、未来の自分もどっちも作っていきたい。院試まであと1か月。改めて頑張ろう。頑張る!

まとまりのない文章になってしまいましたが、これを読んで少しでも考え方が変わるきっかけになったり、少しでも前向きな気持ちになってくれたら嬉しいです。最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?