【リレー企画】異文化カルチャーシェア活 〜わたしの場合〜
リレー企画に参加することになりました。
アルコール除菌したバトンが来ました。笑
お褒めの言葉をいただき、照れちゃいました。
geekさんの思考そのものが異文化なんだ…と新たな発見がありました。
「へいへいへーいのぼんぼんぼんっ!」とリズムをつけて歌うと、どうして阿波踊りみたいな身振り手振りをしたくなってしまうのか?が不思議でした。
(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
geekさん
素敵な企画のバトンを託してくださって、ありがとうございます。
異文化って周りの人には馴染みがないこと。
みんながあまり知らないことを心ゆくまで語っても、誰も引かずに読んでくれるってことでしょ?
なんだか嬉しい♡ ワクワクしてきたぞ♪
せっかくなので…
(何がせっかくなのか… 読みながらそれぞれご想像くださいね^ ^)
バイクレースの話をしようと思います!
(やっぱり!って思った人。正解です!!)
\(^o^)/
🏍 🏍 🏍
バイクレース。
色んなカテゴリーがある中、わたしは《ミニバイクレース》に熱中していた時期があった。
車体は、HONDA NSR50。
1988年製を確か7万円で買った。(これの黒)
ここからわたしのサーキット人生が始まる。
(今は製造していないエンジンのため、年式の新しい車体は70万!!などの値がついているのを見かけたり…する。)
初めてのサーキットは借りたスクーターで、貸切だったのかほとんど人のいないサーキットで、バイク屋さんの知ってる人たちがいて… 最高に楽しかった!!
でも…
NSRを買い、知り合いと2人で行くようになると、初めは気分が悪くなるほど怖かった。
人がいっぱいいる。
色んなスピードで、間も空けずに色んな人がいっぱい走ってる…
そう。初心者枠がなかった。
初心者に優しくするなんて制度がなかった。
そして、女子はどこにもいなかった…
練習した。泣きそうになりながら。
怖くて吐きそうになりながら。
止めなかったのは上手くなりたかったから。
練習を重ね、レースに出られる速さを身につけた。
初レースは…覚えていない💦
どこのサーキットだったんだろう?
全国にミニバイクが走れるサーキットはある。各県に一つはあるだろうか。
騒音の問題があり、大体山の中だ。ミニバイク専用コースはなく、ほとんどはカートコースだ。
その中でミニバイクレースを開催しているサーキットがいくつかある。日本中で20箇所くらいだろうか。
当時はネットが発達していなくて雑誌でしか情報が得られなかったので、雑誌に載っていないレースもあったかもしれない。
いくつかのサーキットを走り、2つのコースに絞ってシリーズ戦に出るようになった。
シリーズ戦。
年間8戦前後のレースを行い、ポイント制で年間の順位を競う。シリーズチャンピオンは翌年、固定ゼッケン 1をつけて走れる。
上位10名は固定ゼッケンだ。ベースが赤地で白文字と決まっているので、レース時にどの人が昨年のランキング何位だったか、ゼッケンを見ればわかる。わたしの憧れ = 目標だった。
3〜11月くらいがシーズン。
バイクの仕様によっていくつかのクラスに分かれている。
N12→ ノーマル仕様12インチタイヤ
SP12→ 改造OK(エンジンNG)12インチ
N50→ ノーマル仕様17インチタイヤ
SP50→ 改造OK(エンジンNG)17インチ
4st→ 4ストロークエンジン(排気量80ccくらいまで?分野外でよくわからず)
Open→ なんでもあり無差別階級(排気量100ccくらいまで?)
大まかに
タイヤの大きさ(12 or 17インチ)
エンジンの種類(2スト or 4スト)
エンジン仕様(ノーマル or 改造)
これをミックスしながらクラス分けされていて、どのクラスに出場するかは買ったバイクの種類と自分の腕で決めていく。
12インチか17インチか?
これは身長に依るところが大きい。
単純に身体の大きい男子は12インチに乗るのが辛い。(180cmを超えた人が耐久レースで乗っていたのを見たことがあるから乗れなくはないけど)だから、身体のサイズでバイクを選ぶことが多い。
あとは、17インチの方が熟練した腕のある人が多く、素人や初心者が出場するクラスではない…と感じる雰囲気があった。
ノーマルか改造か?
これは自分に整備の腕があるか?資金があるか?に依る。
改造クラスは、整備に腕があり、パーツが買える資金があった場合、走る腕が無くてもそこそこ通用する場合がある。
でも、よりハイレベルな腕の人とのレース展開になるので、それだけで優勝を狙うのは難しい。
その当時、2ストロークエンジン全盛期だったので、4ストクラスはエントリー数が少なく、穴場だった。が、わたしは4ストに乗り慣れていなかったので、そのクラスへのエントリーは考えなかった。
わたしは、上手くなりたかったし、上手いことを証明したかったので、N12にエントリーした。
N12の醍醐味はなんといっても腕勝負!!
バイクはほぼイコール。(それでも整備によっては性能に差が出る)
速さはイコール上手さだ。
自分が上手いかどうか?を試し、世に知らしめることができる。
なんて偉そうなことを言っているが、実際はレース中、後半のどこかに埋もれていて、「上手い!」とか「凄い!」とか言われるようなポジションで走れるほど甘くはなかった。
が、一つだけ自慢できることがあった。
全クラスを見渡しても…女子は1人もいなかった。わたし1人だった。
それは何を意味するか?
《レースに出られる速さを身につけている》女子は、そのサーキットのシリーズ戦内にはわたし以外いなかったということだ。
他のサーキットの他のクラスにはいた。
ミニバイクで全国に名前を知られるほど有名な人が2〜3名。知られてはいないけれど、レースに出ている人が数名…といったところだと思う。
バイク雑誌には、シリーズ戦の結果が載っていたから、毎月買って他のサーキットの結果も見ていた。
女子の名前が載っているかどうかで、女子が何人くらいレースに参戦しているかがわかった。
わたしは、後半のその1人に属していた。
だから、走っていた時の写真は出せない。
(知っている人にはわかってしまうのでは?と不安になってしまうから)でも、ホントはちょっと見せて自慢したい気持ちもある。笑
サーキットに練習に来ている女子はいた。
でも、明らかに初心者で、でもツナギ(皮つなぎ)を着て(自分用を持っているだけでも心意気を買える!)サーキットを練習走行で恐る恐る走っているだけで「女の子が走ってる!」と思われるほど当時は珍しかった。
だから、レースに出ている。
男子と同じ速さで走っている。
それだけで注目の的だったわけだ。
レースは予選→本戦と戦う。
予選はタイムアタックだ。
6〜8分ほどの時間内にベストラップ(タイム)を出す。これが初めは難しい。
走り初めの頃は、自分の恐怖と闘う時間が必要で、怖さを取り除き、走りに集中できるまで、随分と時間がかかった。
1日走って、夕方最後にベストラップが出るのが走り初めの頃のよくあることだった。
それを8分でベストラップを出す。
出せるようにする練習をする。
ふだんの練習走行でも、ダラダラ長くは走らない。10分なら10分。10周なら10周と決めて、その中でベストラップを出す。
ちなみに一周は40秒前後。800mくらいだったと思う。
初め、タイヤは冷えている。
冷えたタイヤをあたためて(ゴムに圧をかけて動かしていく)、タイヤが地面に食いつくように柔らかくした上で、地面との接点の限界値を上げていく。(途中でミニバイクにもタイヤウォーマーが登場した!これでレース展開も一気に変わった)
アクセルを開けても、ブレーキをかけても、タイヤは滑る。でも、面圧を上げると滑らない。
走っている時の意識のほとんどは、そのコントロールに気を配っていると言っても過言ではない。
ある程度、度胸のある人しか上手くなれない。
滑って転ぶ限界を探れる人だけが、次のステージに上がっていく。
わたしには、その度胸と勇気がなかったから、低速コーナーは苦手だった。
急ブレーキ、急加速。路面とのミュー(摩擦係数)が急速に変わる環境下で、アクセルの開閉やブレーキの強弱で一定数のミューを保つのは至難の業だった。
特に、意識的に面圧を上げて《タイヤを食わせる》のが苦手だった。
じっくり地面と対話できる環境の方が対応しやすい。だから高速コーナーが好きだった。
何より、あの遠心力と加速力のバランスの中に身を置く浮遊感(Gは感じているけれど…)はたまらなかった。
今は改修されてそのコーナーは無いけれど、(だからもう一度走りたいサーキットがもう無い)大好きなコーナーがあるサーキットでは、男子と対等に走れた。
シリーズランキング10位内に入って、翌年、固定ゼッケンをつけて参戦した。誇らしかった。
思い出深いレースもあり、いつかnoteに書きたいと思っている。
本戦は15〜18周だ。
別のコースでは、人数によってN12クラスの本戦をAB2つに分けた。
そこそこ走れるようになっていたわたしは、予選で真ん中あたりのタイムを出し、ある日、分けた後ろBグループの先頭になった。
ポールポジション(予選一位のスタート位置)だったのかは忘れてしまったけれど、スタートダッシュして1コーナーに最初に飛び込み、後は夢中で走り切り…一位でゴール!!
人生で初めて優勝した。
Bグループだったけど、盾と景品をもらい、景品は…なぜかアフロの人形で。笑
ずっと車の中に飾っていて…もしかしたら今もいるかもしれない。
ミニバイクレース。
レースが好きだったのではなく、上手さ(巧さかもしれない)を証明するために出ていたけれど。
タイムが、夫や仲間のみんなに近づかない悔しさと情けなさで日々もがきながらも、《続けていれば変わっていく》ということを身をもって知ることができたのは、ミニバイクレースのおかげだ。
そんな風に、人生の全ての余暇時間をミニバイクに捧げた日々は、間違いなくわたしの青春だった。
あのひと夏の思い出と対に、忘れられないもう一つの大切な宝物のような時間。
わたしの心の中にこれからも残っていく。
🏍 🏍 🏍
ミニバイクレースについて語ってみました。
初めて触れる異文化だった人も多いのではないでしょうか?
リレー企画はドキドキしますね。
バトンを受け取らないといけないし、(一昨日、受け取ったバトンをどこかに置いてきてしまったけれど…翌朝見つかりました!geekさんの言う通り、忘れ物センターにありました)受け取ったバトンは落とさないようにしっかり持って、次の人!次の人に!!渡さないといけないから。。。
次の人?誰に?
これが実は一番心配でした(>_<)
指名は…不安だから勝手にできない。
かと言って、「渡せませんでした。ごめんなさい。」とバトンをもらった人や、このリレー競技(企画だった💦)を始めた人に返すのも申し訳ない。
そこで事前に相談してみることにしました。
毎週会ってるから。。。
毎週会っていると言ったら… 「あぁ。あの人ね!」と思う人もいると思います。
そう。あの人。
あこはるかさんです!
はるかさん。
ピンチを救ってくれてどうもありがとう♡
バトンを託します。
お忙しいと思うので、ゆっくり書いてくださいね!
リレー企画 異文化カルチャーシェア活!!
とても楽しかったです♪
書きたかったことを心ゆくまで語れました。
チェーンナーさん
素敵な企画をありがとうございました(*^^*)
下記、企画の詳細です。
【期間】7月20日(火)まで
【バトンリレー】ルール
1.バトンが回ってきたら、noteを書く。
自分が薦めたいマイカルチャーを記事にする。表現や書き方は自由。
2.noteを書いたら、次にバトンを渡すnoterさんを指名する。
指名するnoterさんの最新の記事を貼る。
3.指名するnoterさんは、最大2名まで。
4.チェーンナーさんの記事を貼る。
5.ハッシュタグ「異文化カルチャーシェア活」を入れる。
【バトンリレー】の返還について
1.バトンをもらったけどnoteを書きたくないという人は、バトンをチェーンナーさんに返還する。方法は以下のどちらか。
①「チェーンナーさんに返します」という記事を書いたものに、上記チェーンナーさんの記事を貼って投稿。
②チェーンナーさんの記事のコメント欄で「バトンを返します」と申告 返還する。
2.バトンをもらって記事を書いたけどバトンを回すのがいやという人は、チェーンナーさんにバトンを返す。その際記事に「チェーンナーさんに返します」と書くと、チェーンナーさんが引き取って、おススメマイカルチャーを書いてくださいます。バトンは遠慮なく返して大丈夫とのこと。
興味ある方はぜひバトンを受け取って、あなたの異文化を聴かせてくださいね!
最後までお付き合いいただいたみなさま
ありがとうございました!
素敵な週末を♪