ぼーろさんからのリクエスト Take2 プロト2
一昨日に引き続き
拝啓あんこぼーろさんのリクエスト
『満月の夕』
作詞・作曲 中川敬・山口洋
ソウル・フラワー・ユニオン
ヒートウェイヴ
２つのロックバンドが共作した曲とのこと。
阪神・淡路大震災のひと月後
また空に浮かぶ満月を見て
「満月見るの、怖い」と言う人たちの声を
耳にしたことから
この唄は生まれたそう。
大震災の日は満月だったみたい。
□ □ □
あの日
満月だったなんて知らなかったな。
震源地からは離れていたけど
川の近くだったからか揺れがひどく
信号が消え、廃墟と化したような街に
不安でいっぱいだったことを思い出す。
でも、この唄は知らなかった。
バイクで救援物資を運ぶ
ボランティアにも行ったなぁ。
爆撃の焼け跡のような一角と
道路を挟んで崩れていないマンションには
灯りがともって人が住んでいる不思議。
高速道路が傾いて倒れている
信じられないような光景。
住んでいた昭和のアパートは
風呂桶が陥没し、トイレの壁が落ちて
裏の戸は開かなくなり…
震災後は、毎日、服を着たまま
靴は枕元に置いて寝ていたなぁ。
そして、「帰りたい」と連絡したのに
「迷惑だから」とすぐには
実家に帰らせてもらえなかったことを
また思い出しては悲しい気持ちになる。
（ひと月後にようやく帰れたけど）
母はきっと覚えてないんだろうなぁ。
娘にそんなこと言ったって。
震源地から離れていてもこうだもの。
近い人はもっと大変だったに違いない。
実家に身を寄せ
ふた月後には上京する。
「2ヶ月だけ住まわせてください。」
懇願して、崩れそうなアパートから
実家に逃げ帰ったあの日のこと。
前にもnoteに書いたけど
やっぱり今も悲しいみたい。
□ □ □
この曲は、これで1番2番は
拾えた感じ。
あとは、ぼーろさんの
イメージに沿うように弾いていく。
楽譜はまだない。
このまま無しで行ってみようか。
楽譜がなくても弾ける
２つ目の曲になるかもしれない。
どうぞ、お楽しみに♪