バイクツーリング 〜神奈川 野島公園〜
カーテンを開けた。
どんよりした曇り。
昨日行っといて良かった!
えらい!わたし。
自分の判断を褒める。
今日は走りに行かずに、このnoteを書くことに専念しよう。
🏍 🏍 🏍
野島公園
https://www.hama-midorinokyokai.or.jp/park/nojima/
横浜市で唯一の自然海浜。
子どもたちが小さい時に潮干狩りに来たところ。
潮干狩りシーズンは3月から6月頃。ゴールデンウィークに賑わうイメージがあるけれど…
夏に来たらアサリがごろごろ採れた。
なんならゴールデンウィークに隣の海の公園で採った時よりも大きいのがたくさん採れた!
バケツ一杯のアサリを持ち帰り、お皿いっぱいの酒蒸し、アサリをふんだんに使ったボンゴレロッソ。
美味しかった💕
とっても!
その野島公園に唯一の砂浜があると知り、見に行きたくなった。
野島公園には展望台もある。
夏のキャンプで夜の展望台に登ったら、3箇所で花火が上がり始めて、大喜びしながら見た記憶。
楽しかった🎶
そんな色んな思い出がある野島公園にバイクで行ってみたいと思った。
今日は10,000回転までまわそう。
今はエンジンの慣らし中。
12:35から10,000回転で走ってます。
青空。今日も青い。
朝早いので静かに発進する。
早いけど、お日さまが出てくると一気に空気は熱を帯びてくる。
そんな暑さも好き。
長袖もどうしようか悩んで、風の通らない薄手のウェアを着てるけど、周りを見るとみんな半袖だ。
スクーターはもちろん大きなバイクの人も半袖の人が多い。
転んだら痛いのにな。
そう思いながら、昔、素肌に風を切って走った記憶があるから、わたしだって半袖で走ったことがあるんだろう。
家を出た時は良く見てなかったけど、橋を渡ったら富士山が見えた。
ビックリした。
あんなに堂々と黒い姿を見せることはあまりないから。
あんまり驚いたので途中停車して富士山を撮ろうと思ったけど…
手前の景色に邪魔をされて富士山は撮れなかった。
今日も富士山が見守ってくれる。
いつもとちがう道だけどきっと大丈夫。
車の流れに乗りながら走り始める。
海に出た。
対岸が手の届きそうなくらいはっきり見える。
これだから台風後はたまんない!
空がクリアになった!って実感できる瞬間。
台風ぐらいかき混ぜないと空気も澱むんだろう。
全部全部吹き飛ばした後の空気。
澄んだ空。
遠くまで鮮明に見える景色。
自由がきく身じゃないとお天気に合わせて走れないけれど…
昔はよく学校の門を素通りしたことを思い出す。
同じ道でも今日しか見えないもの。
今しか見られない景色。
その一瞬に出会うため、色んなあれこれを何とかして走りに出る。
この景色を見るために。
予想が当たった時の「やったぁ!」って気持ち。
自然を予測する力。
地球とつながっている感じ。
バイクじゃないと感じられないかも。
車でこの感覚は味わえない。
少なくともわたしは。
だから、バイクに乗りたい。
野島公園に着いた。
道を間違えちゃって違うところに到着する。
戻って駐車場に着く。
昔、潮干狩りに来た時は朝で満車になっていたけど、今は誰もいない。
二輪は駐車できませんって…
隣に駐輪場があった。
良かった^ ^
海岸が見たくて歩き始める。
海に出た。
ここは海岸じゃないみたい。
もう少し歩く。
地図と照らし合わせる。
ここは…
潮干狩りしたところだった。
なんと。ここだったのか。
知らずに遊んでいた。
そして知らずに今日また来た。
本当は砂浜が見えるはずなのに。
満潮に来てしまった💦
野島公園を見て回る。
とにかく人がいない。
夏は人であふれかえっているのに。
バーベキュー場。
キャンプ場。
散歩の人が数人いるだけ。
これは二度と見られない景色かもしれない。
と思った。
もう一つ見せたかったもの。
戦闘機を守る場所。
実際には使われなかった場所。
これを堀った人たちに思いを馳せる。
1945年の夏。
展望台に上がる階段。
けっこう続いている。
何段あるの?
やっと着いた。
少し坂道を登る。
展望台だ!
階段を上がる。
着いた!
動画を撮ってみた。
手すりにぶつかってしまった。
変な動画になってるかも。
この時は気づいていなかった。
みなさんは気づいたかしら?
海側を見る。
太陽に照らされて光っている。
空も青く見えない。
銀色の世界。
円周になっている展望デッキを歩く。
反対側を見た。
あっ!
あっ!!!
富士山がいた。
あんなにはっきりと。
周りとの対比で存在感がひときわ大きい。
こちら側も動画を撮ってみた。
ここで朝ごはんを食べよう。
展望台には2〜3人。
こちら側には誰もいないことを確かめて、持ってきたパンを食べる。
目の前の景色がこちら。
幸せいっぱいだ💕
食べ終わり、海側も撮った。
さぁ。帰ろう。
帰り道。
バイクの方に降りていく道があった。
あっ! ぼーろさん!!
大事に挟んで持ち帰った。
津波の時はここに登ればいいのか。
どんどん下がっていく。
あっ!わたしのバイク!!
こっそり見ている感じがなんだか嬉しい。
着いた。
誰もいなかった駐輪場にバイクが数台。
並べて停めたくなる感じ。わかるわかる。
帰りも同じ道で帰ろう。
帰ったら心療内科だ。