無痛分娩って素晴らしい♪（後編）

出産当日

<７：００>

分娩室に入りました。
ドキドキ♪
産まれるのは夕方ぐらいになるだろう、とのこと。
その間ずっとここで過ごすのかぁ。
暇だなぁ。

というわけで、雑誌とか本を持ち込みました。

<7：20>

点滴の管を入れます。
わたし、血管が細いらしく採血でもやり直しすることがしばしば。

案の定、今回もやり直しでした。
痛いよー
でも、出産の痛みに比べれば屁でもねぇ。

<8：30>

背中に麻酔の管を入れました。
痛みどめの注射が痛かった。
でも、出産の痛みに比べれば、、、（以下略）

麻酔医も女医さんで、
さっそうとしててとてもかっこよかったです。

テキパキと作業が進んでいく感じ。

そのあと、前日に子宮口を広げるためにいれていたダイラパンを抜きました。
これが意外と痛かった。

そして、子宮口をさらにひろげるためにバルーンを入れました。

痛いよー。

麻酔効いてから入れてよー
と心の中で、文句言ってた　笑

痛いけど、もう観念しました。

そして、これから何時間かトイレにいけないのでおしっこをとるために尿管に管をいれて、オムツをされました。

これで準備はOK

全部で40分ぐらい。

ダイラパンを抜く時が一番痛かったかなぁ。
血圧が152まで上がったよ。

<9：30>

陣痛促進剤と麻酔の点滴開始

<10：00>

陣痛促進剤が効いてるようで定期的にお腹のハリがきます。

痛い、痛い、痛いよー

痛いじゃないかぁー

「これ結構痛いですね」というと、麻酔の量を少しあげてくれました。

冷たい液体が背骨のあたりを通るのがわかります。
うひょーーって感じ。

<10：10>

朝ごはん

<10：30>

全く痛みを感じなくなりました。
すごいね、麻酔って。

<12：10>

お昼ごはん。
暇だ。

隣の分娩室から「うぉーうぉー」とうめき声が聞こえてきました。
産んでる最中とのこと。

「無痛分娩ですか？」って聞いたら
「いいえ、自然分娩です。」って

自然分娩でよかったぁ。
無痛なのに、あんな痛そうな声あげてたら
こっちもびびっちゃうよぉー

<12：34>

出血あり。
もうすぐだと言われる

<12：38>

子宮口が6cm開いてるとのこと。
バルーンを抜きました。
全然痛くない。

触られてる感覚はあるんだけど、痛くなくて、本当にこれでいいの？っていうぐらい。

<14：55>

一気にきました！！！
今までと違うお腹のハリ

おおおおおぉおぉ－－－
でるーーーーー！！

いきむこと5回

<15：07>

産まれた！

すごい感動！！

痛みはなかったよ。
赤ちゃんがでてくる感覚がわかりました。

かわいい！
小さい！！

うひょーーー

それからは、赤ちゃんを抱っこさせてもらったり、旦那さんと赤ちゃんと写真をとったり、あそこを縫われたりといろいろされました。

その時の写真を見ると、わたし、すごい笑顔。

一人目のときの写真を見ると常にぐったりしてたのに！！

最後、いきむときは麻酔をきるんだけど、まだ麻酔が残っているうちに産んだので、結局痛みはありませんでした。

すごいよね、無痛分娩。
子供が生まれた時のこともしっかり覚えてるよ。
そして、産む直前まで、ノートに、その時の気持ちとか、何をされたとか記録してました。

“お産の痛みを乗り越えて産まれた子はかわいい！”
と、日本では自然分娩信仰のようなものがありますが、一人目を自然分娩、二人目を無痛分娩で産んだ私が補償します。

どっちもかわいいから！！！

そして、もし3人目ができたら私は迷わず無痛分娩を選びます。

それぐらい、無痛分娩出産は素晴らしかったです。

ただ、自然分娩にしろ無痛分娩にしろ出産は命にかかわることですしいろんなリスクがあることは忘れないで欲しいです。

そして、どんな形であれ産まれたわが子は本当にいとおしく宝物がまた一つ増えた気持ちです。

(2012年2月15日のブログより抜粋)

#出産 #無痛分娩 #思い出 #あの頃