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空想・妄想全開の中二病な私

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■腐老女の妄想日記

 こんにちは、サチコでございます。ご来訪いただき、ありがとうございます。

 思春期に、妄想とも空想ともつかない日記を書いた記憶はございませんか?

 『中二病』というらしいのですが、私も御多分に漏れず、中学から高校時代、似たような妄想に取りつかれていました。

 歳が歳ですから半世紀前になります。50年前くらいの話です。若い方には気の遠くなるような昔でしょうね。😁『昭和』という時代でした。

 別に誰かに見せるという訳ではありません。ただ書くのが好きなのです。

 私は今でも妄想や空想の入り混じった日記や小説を書いています。今でいう『ラノベ』でしょうか?

 内容はとんでもない話です。とても他人様に見せられるような文章ではありません。

 だからずっと封印してきました。

 当時はもちろんインターネットなどという便利なツールは存在していなかったので、もっぱら雑誌やテレビ、ラジオで情報を得ていました。

 BLや百合、ショタコン、近親相〇やSMといったジャンルです。人知れず大学ノートに書き留め、それを押し入れに隠していました。

 当時は書いた日記や小説を隠す所が無く苦労しました。今は全てノートパソコンに保存しているので安心です。

 元より家族(見られる危険があるのは旦那くらいだけど)は皆ITアレルギーだし、ロックがかかるノートパソコンで書いている限り、誰にも見られることはありません。

 思いっきり『ぶっ飛んだ』恥ずかしいラノベも自由に書くことができます。

■私は腐女子?

 ノートパソコンは私をネットの世界に誘ってくれました。私の知識のかなりの部分はネット情報で成り立っています。

 聞きかじっただけなので、私の知識は間違いや勘違いも多いと思います。

 『腐女子』は対象が男性同士だけなのでしょうかね?

 だとしたら私は違うかも?

 BL以外の『女の子同士』の『百合』(GLというのかな?)とか『男女入り乱れて』も好きです。もちろん『妄想上で』です。死ぬまでに一度、やってみたい気はありますが……(笑)

 ですので、私は『腐女子』とは言えないかもしれません。そう、私は『オールラウンド・プレーヤー』なのです。エッヘン!

 もっとも多くの『腐女子』は若い女子だと思うので、私のような『劣化版の腐女子』は『腐老女』とでも呼べばいいのでしょうかね。

■自分は特別ではない

 ネットを始めてから中二病や腐女子という言葉を知りました。そこで、やっと自分は『変態』ではないのだとわかりました。世の中には私のような変な人間は星の数ほどいます。

 自分が変態ではないのには安堵しましたが、逆に言えば特別でもないという、少し寂しい気にもなりました。――還暦過ぎまで、こんなものを書いているのは、やはり変態かもしれませんが――

■ノートパソコンとの出会い

 私にとってノートパソコンは掛け替えのない存在です。これが無いと生きていくことができません。少しオーバーですが、それくらい大切な物です。

 事務系の仕事ならともかく、私のような清掃のような肉体労働で仕事でパソコンを使う機会はありませんでした。

 初めてパソコンを使ったのは介護の仕事をし始めた時です。ですのでパソコン歴は10年ほどになります。

 介護職は自分には合わず、すぐ辞めてしまいましたが、出退勤から日報まで全てパソコンで入力しなければならず、使わざるをえない状況でした。

 レンタルも可能でしたが、仕事以外でも使いたかったので買うことにしました。

 ネットを自由に見られるようになって、自分の世界が広がりました。

 好きな妄想小説も、パソコンにさえ保存しておけば誰にも見られることはありません。

 かつてないほどの安心感を得ました。

 ただ、ここに至るまでの道のりは長かったです。

 しばらくは姪に手取り足取りで教えてもらいました。

 最初にネット検索を覚え、次にメール、そして文章作成と次第にできることが増えました。

 私の歳でパソコンを使いこなす、しかも女性は少ないと思います。私のささやかな自慢です。エクセルなど仕事で使うソフトは扱えませんので、就職には役立ちませんけどね。

 ただ、このウィンドウズのノートパソコンでは絵を描くことができず、ipadを買うことになりました。

 今は絵の描き方を勉強中です。

 スマホは電話とライン。ノートパソコンは文章作成。ipadはお絵描き、とラインナップは多彩です。

■私の黒歴史を誰に託す?

 ノートパソコンは結構トラブルがあります。電源オフできなくなったり、フリーズしたり、ウィルスの警告が消えなくなったりします。

 自分では対処できないので、そのたびにプログラマーの姪に見てもらわなければなりません。

 その場でトラブルを治してもらえば良いのですが、時間がかかる場合は姪にこのノートパソコンを何日か預けなければなりません。

 当然、パスワードも教えるので、中のファイルを見ようと思えば見れるわけですね。

 もしかしたら「見られてるかも?」という不安はあります。還暦過ぎの女が書いた妄想話が読まれたかもしれないと思うと、恥ずかしくて顔から火が出ます。

 おどろおどろしいタイトルの文章が幾つも保存されています。タイトルやフォルダー名を見たら、私だったら読んでしまうでしょう。

 でもまぁ、姪は賢い子なので、仮に見たとしても表には出さないでしょうけど。

 仮に私に何かあったら、このノートパソコンは姪にあげようと思います。

 その時は姪に私の黒歴史を全て見てもらいたいです。

 「あなたの叔母はこんなに『変態』でしたよ」と伝える意味で(笑)。消すのはもったいないし、忘れられるよりは、誰かに覚えておいてくれたほうが嬉しいからです。

 私のエンディングノートにはその旨、既に書いてあります。多少の蓄えとともに姪に渡す手はずとなっています。

 その時は私の黒歴史を見た姪がどんな顔をするか、天国から見守りたいと思います。

 いや、地獄からかな?(笑)

■終わり

サポートって「おひねり」のことだったんですね。ご負担のない範囲で、サポートして頂ければ天にも昇る思いです。まだちょっと天国へ行くには早いですね。😁