東京ジャーミー
今日は念願だった東京ジャーミーに行ってきましたー✨ 東京ジャーミーは東京都渋谷区の代々木上原にある、日本最大のイスラム教寺院(モスク)。今度行われるアラビア書道展の個展を前に事前勉強もかねての訪問です。
着いて早々に建物の美しさに息をのみつつ、モスクの中にお邪魔します!女性は入口でスカーフを巻きます🧕私は家からストールを持ってきたのでそれを巻き巻き❣️
その後カフェが休みだったので、ハラールマーケットでお買い物♪
トイレに行った子供と主人が中々帰って来ないと思ったら、中でお祈り前のお浄めのやり方を教わってたとの事😍中々ないチャンスに大興奮で帰ってきて、私も早速トイレに行ってみました。
首都圏では、モスクや礼拝所、ムスリム用の食品を売る食料品店やムスリム用の料理を出すレストランが増えてます。日本人の信者を含め、ムスリムの数が増加していることも事実です。首都圏に住み、こうした現象を見ていると、イスラームは日本社会に着実に定着しているように思えます。ところが、地方都市に目をやると、かならずしも十分ではないと言えます。
食肉の問題ひとつをとっても、彼らはハラール肉しか食すことができません。この原則は肉のみならず、動物性の油やそれを用いた料理や食品に適応されます。アッラーの名を唱えなて屠殺した動物の油を用いた料理や食品以外、ムスリムは口にできません。豚肉に関しては、いかなる方法で屠殺されたものでも食べる事はできません。その理由は、もっとも重要なシャリーアの源泉であるクルアーンに、豚肉を食べてはならないというアッラーの言葉が記されているからです。クルアーンには、酒を禁じた章節もあります。日本人の社会生活においてしばしば重要な意味をもつ酒を酌み交わす行為のように、ムスリムには全く受け入れる事の出来ない習慣も、日本には数多く存在します。アルコール類については、飲む事はもちろん、それらが入った料理や食品を口にすることも禁じられています。なので、ブランデーやリキュールの入ったケーキやチョコレートはもちろん、味醂わ使った料理もダメになります。
トラブルが生じるのは、自分の文化が世界のどこでも普遍的に通用するものと思い込んでいるからにほかなりません。このような、自文化、すなわち自分たちのもっている習慣や価値観が世界の常識とするものの見方を、自文化中心主義あるいは、自民族中心主義といいます。自文化中心主義は、それにおちいっている本人が自覚していることが少ないから、余計にやっかいです。この自文化中心主義が、自分たちの「常識」に合わないことやものに対して奇妙といった感情をいだかせるわけですが、それを受けいれなくてはならなくなった時にトラブルが生じます。
自文化をその文化をもたない人に押し付けようとすると、そこにしばしばトラブルが生じます。そして、それがさらにエスカレートすると、自分の文化を受け入れない人たちを排除しようという動きにまでなることさえあります。現在世界各地で起きている民族紛争の多くは、このように、自文化と異文化の共存がはかれなかったことが原因で生じたものです。異文化を理解する事が、即異文化尊重に繋がるわけではありませんが、それでも異文化理解なくして、異文化尊重はありえません。自文化中心主義とそこに発する思い込みから完全に自由になることができれば、本当にそれは理想的な事です。これを完全になくすのは現実には極めて困難な事です。ただそれでも、異文化と共存するためには、お互いに相手を理解し、出来るかぎり自文化中心主義を排しようと努力することがやはり必要です。
モスク見学から様々な視点で勉強になった1日でした❣️
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