私、この人好きかもしれない。
婦人公論にて、豊田真由子さんのインタビュー記事がありました。
「このハゲー!」で有名な方ですが、3年前の騒動で公からは姿を消し、先月からお昼のワイドショーで度々拝見するようになりました。
初めは「何でこの人が?視聴率稼ぎかな」と思ったけど、新型コロナウイルスの恐ろしさや今後の世界の対応について語る姿はとても納得出来るもので、よく見る「私はこうしてもらいたいんですよね~」みたいな安いコメントではなくて、元厚労省で外交官も務めていただけあって、新型コロナウイルスの危険性や収束までの道のりについての意見は一般人の私にもわかり易く解説していました。
それからはこの方は本当はとても優秀でプライドが高いだけであって、たまたまハゲ発言でバッシングされたんだろうなーなんて印象を持ちました。
けど、インタビュー記事を読んでびっくり!
あの発言は事実であっても、あれは彼女の真実では無かったと思いました。決して言い訳のような言い方ではなく、けれどもちゃんと理由があったんだと分かりました。
世間から逃れるように過ごしていた日々の中で、お世話になった方の訃報を聞きつけたけど家族や関係者の迷惑になると行けない。大事な方の葬儀に出ることすらできなくなった自分の人生って何なのだろう? 故人のご恩に報いるために、自分にできることはあるだろうか、と考えた時があったそうです。
そしてインタビューの最後には
多くのものを失ったけれど、私という人間と付き合ってくれていた人たちは、決して失いませんでした。
とありました。彼女を応援し続けた人達がいて、家族が支え続けてくれたという事は、彼女は本当は愛情深い人だという事だと思いました。
私も言うことを聞かない子供に対して汚い言葉を使ったり、寝ない子供にイライラしたり。。。 そこだけ切り取れば鬼ババァ、毒親、ヒステリックだ。
けれども私は何があっても子供達を守る使命があって、名もなき家事をこなす毎日。
失った友人もいる。私の幸せを喜んでいない人も居るだろう。
それでも生きていかなければいけないんだ。
何がなんでも生きていかなければいけない、というのは一見つらい事のように思うけど、私は私の幸せを大切にしていくだけなんだと思った。
どんなに嫌気がさす毎日でも、努力は必ず報われる、と教わった日でした。
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