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③白虎隊と飯盛山・超渋いよ、さざえ堂(2024.4★2歳11ヵ月)

福島旅行2日目。
午前9時ごろから飯盛山へ向かいました。

飯盛山

会津の城下町を一望に見渡すことができ、日本武尊などの神話も残る信仰の山。
白虎隊自刃の地であり、白虎隊十九士の墓、各地で戦死した三十一士の墓などが残っています。

市営観光客用無料駐車場
飯盛山から少し歩いた場所にあります。
トイレ、観光案内所も併設されているので、それを目印に入ってください。
近くに有料駐車場がいくつかあるので、お間違えのないように!

スロープコンベアで上りもらくちん♪

飯盛山の入り口付近は土産物屋が並んでいます

山頂までの石段の数は183段。歩くとなかなか大変です。
そこでありがたい乗り物、スロープコンベア!
いやこれめちゃくちゃありがたい!!

でもけっこう急斜面。娘あびなんて転げ落ちちゃうんじゃないかとドキドキしました。しっかり手を握るべし。
ちなみに上りだけで、下りはありません。


スロープコンベア利用料
大人(中学生以上) ・・250円
小人  (小学生) ・・・・150円



イタリア・ドイツから寄贈された石碑

頂上に着きました。石碑が色々ありますね。

イタリア記念碑

1928年、白虎隊士の精神に深い感銘を受けた当時のイタリアの首相ムッソリーニが、ローマ市民からとして贈られた石碑。

ドイツ記念碑

ドイツ大使館付武官ハッソウ・フォン・エッドルフ大佐から寄贈された石碑。
ナチスのマークとドイツ語で『会津の若き少年武士に贈る』と刻まれています。

第二次世界大戦後、当時の墓守が石碑を自宅に隠したため、撤去されずに現代へ残すことができたようです。

白虎隊がイタリアやドイツに繋がるとは、驚きです。戦争での日本との関係性が見えてきますね。

白虎隊十九士の墓

悲劇の最期を遂げた白虎隊隊士19名が眠っています。弔いにくる人が絶えません。


白虎隊自刃の場

飯盛山へと落ち延びた白虎隊。
しかしこの山上から見下ろす城下町は、炎に包まれていました。
鶴ヶ城はまだ落ちてはいませんでしたが、全員で自決することを決めます。有名な悲劇の場面です。このうち1名は命を取りとめました。

階段を降りると…
白虎隊が最後に見たであろう景色。
鶴ヶ城がどこにあるかわからなくて探しました。
当時はこんなに建築物の高さも数もないでしょうし、すぐ目に入ったんだろうなあ。

白虎隊の像が少年すぎて…やるせない気持ちに

さて、スロープコンベアで上ってきた階段とは違う場所から下り始めます。

ちなみにお手洗いは、頂上付近のお店の横にあります。オムツ替え台などはありません。

さざえ堂


拝観料
大人・・・・・・・400円
大学・高校生・・・300円
小学・中学生・・・200円


ココー!めっちゃ気になってたところ!

外観も超シブい…

1796年、郁堂和尚によって建立され、現在は国の重要文化財に指定されています。
非常に珍しい構造をしており、世界にも例のない名建築といわれています。

三階造りの堂内を、ぐるぐるとさざえのように螺旋通路が通っており、人とすれ違うことなく一方通行で上り下りすることができます

楽しかったようでどんどん上っていく娘あび

てっぺんの天井。
お札の数がすごいです。昔から多くの人が訪れていたんですね。

大きい建物ではないので、上り下りも大変ではありませんでしたよ。
建物の雰囲気が魅力的で…何周もしたくなります。好きなだけぐるぐる周るのも良いのでは。


戸の口堰洞穴(とのぐちせきどうけつ)

さざえ堂から下ると神社などがあり、流れる水を辿っていくと奥に穴が空いています。
猪苗代湖から会津地方へ水を引くための用水路で、現在も農業や工業用水などに利用されています。

猪苗代湖畔・戸ノ口原の戦いで破れた白虎隊士らが、鶴ヶ城を目指してこの洞穴を潜り、飯盛山へたどりついたそうです。
けっこう狭くて暗い穴ですね。水も冷たかったろうになあ…

さらに下っていくと、白虎隊記念館、白虎隊伝承史学館などもあります。ご興味のある方はぜひ。



下りは坂道が多かったので、割とラクチンにあっという間に下山できました。
滞在時間は1時間半。
じっくり回ればもっとかかるかな。

娘あびはたまに楽しそうだったけど、だいたいはココはドコ?つまらん!って感じでした。
…ほぼ私が楽しむだけの観光地でしたね。笑

お次は鶴ヶ城行ってきまーす!


つづく

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