saca note Note #001 街ブラ番組から思う撮影の事
アメトーークのロケリポート芸人の回を録画で鑑賞。
ティモンディの高岸さんがすごかった。
街ロケで男性に「夢はなんですか?」と尋ねたところ、
男性から「無い」との答えが返ってきたときに、
すかさず「これから選び放題ですね」とコメント。
こんな気の利いた返しはできないなぁ。
彼は普段から優しい人なのだろう。
ロケ番組と言えば鶴瓶さんはやっぱりスゴい。
街で会う人らとの会話の小さいきっかけからロケを展開していく。
さすがに展開の着地点までは読めないかも知れないが、
この先面白くなっていく予感とか、面白くさせることが出来そう、
という感覚が鶴瓶さんにはあるんだろう。
さて、カメラを始めた頃の話。
お金貰って撮ってる人と一緒に祭りを撮った。
自分は夢中で撮っていたのだが、その手を止めて
一緒に行った人の撮り方を観察。
次の展開を先回りして待ち構えて撮っていた。
別の場面を観察すると結構いろんな人と話してる。
祭りの法被着た人だけでなく、地元の子どもとかとも。
祭りがどう進行するかを、地元の人との会話で聞いていたんだね。
次の展開ではこんな場面が撮れそうだ。
では何を準備すればよいかを考えてる。
先回りで待っていたり、レンズやカメラ側の設定であったり。
カメラ始めた頃の自分は、目の前で起きることを追いかけているだけで、
『次こういう瞬間がやってくるかも』
という思いでカメラを構えるなんてしませんでした。
写真は一瞬の事象を切り取っているのだけれども、
目の前で偶然起きた一瞬を切り取ることもあれば、
次の瞬間起こるであろうの一瞬を予想し切り取ることもある。
考えてみれば起こることを予想して撮影することは、
とても多いことがわかる。
街ブラ番組を見て、自分が写真を始めた頃のことを思い出していました。
自分は数年間写真から離れていて、
ひと月ほど前から写真をまたやってます。
色々な事と写真が頭の中で繋がってきた。
写真に夢中になっている証だなと思う。