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しりとり俳句㊶

いやぁ、今週はまだだなぁと思っていたら私の番でした(笑)!
こんな時はいさぎよく寝て、本日月曜です!

それでは早速!

「さち・ちり・しの・しりとり俳句」
(下五・下二字、または一字でしりとり)
5月19日スタート、あっという間に40句以上。
ただ呟いているのももったいないので、記録に残こすことにしました。
第一回は、5/19~5/30分。12日、全45句。
季語のあとの、さ=幸、ち=ちり、し=紫乃

しりとり俳句①」より

第41回は、2/27~3/6(857~880)全24句

857. つり革の丸のはんなり花衣
   花衣(三春)ち

858. モロゾフに集ふマダムやライラック
   ライラック(晩春)さ

859. つくづくし保育園から帰るみち
   つくづくし(仲春)し

860. みちばたにうららかなものわすれもの
   うららか(三春)ち

861. 物書きの机の上に八朔柑
   八朔柑(三春)さ

862. 缶を蹴る先や菜花蝶なのはなちょう
   菜花蝶に化す(晩春)し

863. 霞より下る仙人停留所
   霞(三春)ち

864. 徐々に声大きくなつて卒業歌
   卒業歌(仲春)さ

865. 「受かった」のLINEの文字や花菫
   花菫(三春)し

866. 見ればなほ誇らしげなり雛飾
   雛飾(仲春)ち

867. 去り際に渡すメモ書き初桜
   初桜(仲春)さ

868. 蔵前くらまえのラーメン旨し花ミモザ
   花ミモザ(初春)し

869. 雑貨屋の角にたんぽぽぽつぽつと
   たんぽぽ(三春)ち

870. 集ひ来てデザートビュッフェ雛祭
   雛祭(仲春)さ

871. 釣り糸を垂らす旅びと春の土手
   春の土手(三春)し

872. 土手青むぐんぐんすべる段ボール
   土手青む(三春)ち

873. ルーキーがやつて来たらし木の芽時
   木の芽時(三春)さ

874. 土器を掘る若き学者よ春疾風
   春疾風はるはやて(三春)し

875. 手を離れ一人前の奴凧
   奴凧(三春)ち

876. 他校のカレシ校門に卒業式
   卒業式(仲春)さ

877. 四季咲きの薔薇や秘密を打ち明けり
   四季咲薔薇(晩春)し

878. 旅館までつらつら椿連れにして
   つらつら椿(三春)ち

879. 自転車のカゴにたつぷり花ミモザ
   花ミモザ(初春)さ

880. モザイクの天使を見つむ謝肉祭
   謝肉祭(初春)し



月末はいろんな投句に追われているので(笑)、
今週(先週か!)はゆっくりインプットの時間に。

二週連続日曜は梅を見に行きました。
俳句を始めるまで実は梅を間近で見たことはなかった気がします。
香りがこんなに良い事すら知りませんでした!
こじんまりと咲く姿は、桜よりも「日本」「和」を感じさせるなぁと思いました。
まぁ見ている最中に吟行のように句を考えたり、浮かんだりもしないのですが(笑)、記憶には蓄積されたはず!

今週心がけたことはやっぱり口語で詠むこと。

そして今週は行事の季語を目にする機会が多かったので、しりとり俳句にも取り入れたのが「雛祭」「卒業」。

そういえば庭にもオオイヌノフグリやつくし、なずなが咲いています。春はたくさんの季語を身近に見つけられますね♪
即吟が苦手(先日、夢でもうなされました(笑))なので、来週は見たままを俳句にすることを心がけたいと思います!あ、今週か!

それではまた~♪

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