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山登り人生VOL262九重山開き
1969年9月23日から記録を始めた山日記を振り返っています。
昨年3月29日「山登り人生VOL1」から始め今回の投稿になりました。
私35歳。奥様34歳、長女10歳、長男8歳、次男4歳の頃の山登りです。
昭和59年度の山行は19回、40日と回数は大きく減少しました。
アマチュア無線取得に向け講習会や奥様転職が影響したのかな?
仕事も浦頭引揚げ記念公園募金活動で超忙しかったし、
7月24日から義母が関節炎で足を痛めギブス生活となり
義父の仕事手伝いが、本業出勤前に
11月30日まで100日間続いていた。
ミヤマキリシマ鑑賞で九重に向かいました。子連れです。
No379九重山開き(6月月例山行)
昭和59年6月9~10日 16名(長男と私)
09日佐世保20:30⇒
10日01:30久住山荘7:20⇒赤川温泉7:40→林道8:10→9:40久住山頂10:10→
10:35久住分れ11:00→12:30牧ノ戸峠13:50
(本隊:稲星・白口岳経由13:30着)⇒黒川温泉青雲山荘(入浴)⇒20:30佐世保
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9日は朝から雨、
昼過ぎから問い合わせや参加中止の電話がひっきりなし。
12時、18時の予報から寒冷前線が通過すれば大丈夫と決行を決断する。
参加者は29名から16名に減少する。
中型バスで予定より30分遅れで出発する。
早速、宴会をしながら久住に向う。
深夜、久住山荘のバンガローに入る。
M社長が荒れており、寝たふりして避ける。
![](https://assets.st-note.com/img/1707454398816-yXA95kGWNP.jpg?width=1200)
10日6時40分起床、雨は上がっていた。
判断が当り満足する。
予定を変更して赤川温泉から登り牧ノ戸に下ることにする。
山頂は結構な人である。
新人のTさんが足に痙攣を起こし、
私が付き添い皆と別行動し、山頂から真っ直ぐ牧ノ戸峠へ下る。
本隊は予定とおり行動する。
峰氏の報告より
マイクロバスのヘッドライトを通して銀の棒のような雨が落ちている。
久住山荘は予約済で泊まる場所の心配はないが、
この雨模様は明日の行動は鯛尾金山巡りになるのではと思いながら
零時過ぎ南登山口久住山荘に到着。
早速、アルコール班と別れ宿泊。
いつものことながらアルコール班は、2時過ぎまで賑わっていた。
朝6時山小屋の戸を開けると雨は止み、
朝靄の中にアザミの鮮やかな紫の花が目に入って来る。
朝食後7時20分出発。
赤川荘手前に車移動しマイクロは牧ノ戸峠に回送となった。
我々は赤川ルートで登山開始。扇ケ鼻への分岐を過ぎ、
肥前ケ城の絶壁の美しいミヤマキリシマを見ながら
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赤川谷右の稜線を一歩一歩高度を稼いで行く。
平均斜度50度、吹き上げて来る強い風で、昨夜のアルコール分は汗とともに吹き飛ばされる。
久住山頂は登山者で一杯。
TNCのテレビスタッフも撮影とインタビューを行っている。
SACはM社長が逆インタビュー。
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山頂で足が痙攣したTさんと付添の3人と別れ稲星山に向かう。
烈風を避けながら更に白口岳へ。
イワカガミ、コケモモ、マイズルソウの大群落。
坊がつるのテントは少ない。平治岳のミヤマキリシマが燃えている。
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池の小屋から久住分れに戻り牧ノ戸峠に向かう。
西千里、沓掛山間の登路の荒れ方がひどい。
踏み荒らされて、まるで観光ルートだ。
帰路は黒川温泉青雲山荘で汗を流す。
車中のビールでマイクの声も弾む。楽しい九重山行でした。