1992年版九州百名山㏌よっちゃん32~35座目、酒呑童子山から御前岳へ
32座目酒呑童子山、33座目渡神岳、34座目釈迦ケ岳、35座目御前岳は大分県西部にある津江山地の山々で釈迦ケ岳、御前岳は大分県・福岡県にまたがる大きな山体が両端にあるピークです。44年前29歳、昭和53年4月28日∼5月4日単独での「九州横断の山旅」で一日でこの4座を登っています。
No241「九州横断の山旅」
「由布岳∼倉木山∼城が岳∼崩平山∼黒岩山∼猟師山∼一目山∼涌蓋山∼酒呑童子山∼渡神山∼釈迦ケ岳∼御前岳」とピークハントや縦走をしバスやヒッチハイクで移動した山旅でした。
4/29 由布岳登山は2月1日投稿を参照下さい。
4/29続き 倉木山登山は2月5日投稿を参照下さい。
4/30 城ガ岳登山の後、湯平温泉を通りテント場探し
5/01 迷いながらも山なみハイウェイに出る。崩平山登山の後、バスで牧ノ戸峠へ。黒岩山、猟師山、一目山登山し疥癬湯泊まり。
5/02 涌蓋山登山後、バスやヒッチハイクで移動
5/03 酒呑童子山、渡神岳、釈迦ケ岳、御前岳を登り山旅が終わりました。
32座目酒呑童子山
津江を代表する山です。5月2日岳の湯からバスで宮原中央まで出て乗り換えし下筌ダム近くの池の山で下車。ダンプにヒッチハイクして間地へ。更に軽トラックにヒッチハイクして下切まで来て、中川内のキャンプ場まで歩きました。登山口が判らないまま夜を迎えました。
5月3日出発6:00→酒呑童子山7:00→キャンプ場7:50(風邪を引いてしまった)→9:30下切 記録はこれだけです。この一度だけの酒呑童子山で終わっています。
33座目渡神岳
下切からバス230円で間地へ。ここで軽トラックに中西集落まで乗せてもらいます。山道を登ると林道に出て「石建峠11:10→渡神岳12:00(山ツツジ綺麗)→椿の鼻→本城→釈迦ケ岳16:10(バテた)→御前岳17:15→19:20今村分校跡」と縦走し一日で4座を登りました。
風邪の症状が悪くなってきた。喉が痛い。沢と出会うたび水を飲む。
分校跡の小屋代500円、ビール他260円
5月4日、喉更に痛い。7:45スクールバスに便乗し宮の尾へ。バスで羽犬塚に出て汽車で佐世保に戻りました。
「九州横断の山旅」の記録は要点のみでした。渡神岳もこの時一度だけの登山です。釈迦ケ岳、御前岳はこの他2度(後述)登っています。
34座目釈迦ケ岳・35座目御前岳
Noは山行ナンバーで1969年9月23日からの通し番号です。
1回目(前述)No241九州横断の山旅 昭和53年4月28日∼5月4日 単独
2回目No387釈迦ケ岳~御前岳 昭和59年11月17~18日 18名
17日 佐世保20:30⇒
18日 00:10大杣公園8:00→八ツ滝→矢部越→釈迦岳→11:50御前岳12:30→14:00大杣15:00⇒19:00佐世保 久しぶりに子供二人を連れて行く。6時間行動、次男5歳も元気に歩き通した。帰りの車中でも元気にはしゃぐ。
3回目No1051御前岳~釈迦ケ岳 平成25年11月17~18日 3名
11/17 佐世保15:20⇒18:10杣の里渓流公園(そまの里)
11/18 出発→林道→御前岳→釈迦ケ岳→雨量観測所→峰越登山口→八ツ滝→駐車地⇒べんがら村(入浴300円)⇒佐世保
最近雨男になっている。今回も予報は曇り雨。どうしようかと迷いながらも平日山行の第2弾であり決行した。「吉と出る。」初雪・霧氷に錦織の紅葉と、自然を堪能した一日となった。
日没に日向ダムを走る。昨日今日の矢部まつり開催の立て看や幟が立っている。紅葉が盛りで賑わった感じである。山はもう終わっているなあと感じながら登山口に向かった。登山口前にテントを張り、鍋料理を肴に話が弾む。いつもながら早々にダウンし寝袋の人となる。二人が横になるのを知らないまま寝てしまった。
翌朝は寒くなった。雨が降ってもおかしくない空模様であるが、ゆっくり身支度して登山口を出発した。
沢筋を辿って45分程で林道に達した。
標高900m程度で周囲は秋から冬へ移ろうとしている。29年前に登っているが記憶がない。高度を上げると白いものがチラついて来た。雪である。
展望露岩のある標高1,050m付近になると雲の中となり、木々にはうっすらと積もり出している。冷え込んだお蔭で雨にはならず初雪を楽しみながら御前岳1,209m山頂に立った。平日とあって誰に会うこともない。静かな山頂である。
縦走路はしっかりした路で天気が良ければハイキングモードだろう。約1時間で釈迦ケ岳山頂着。一帯の木々には霧氷が付いている。釈迦岳には一等三角点1,299.5mが設置してある。
下って直ぐの分岐を左(東)に少し歩くと国土交通省レーダー観測所1,231mがある。雨量観測局である。
360度の展望が利くはずであるが、ガスの中で何にも見えない。寒くもあり早々に引返し、峰越の登山口へと下る。
粉雪が音を立てて降って来る。見る見るうちに登山道が白くなる。ここから林道コースを下った。
下るにつれ紅葉が一番の盛りとなっていた。綺麗!綺麗!を連発しながら下った。この付近は最高の錦絵だ。そして八ツ滝に到着。
ここからは登山から散策ムードに切り替わり出発点に戻った。
雨天予報のなか決行した山行だったが、満足して帰路についた。べんがら村での風呂は料金も安くゆっくりできる公的施設でした。
次回は36座目浮岳、37座目尾鈴山を投稿予定です。
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