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1115㎞一人歩き四国遍路の旅37日目①

2017年5月16日(晴れ)一日最多の札所巡り

三豊市の道の駅ふれあいパークみのを出発し、長くせず善通寺市に入り72番曼荼羅寺など五カ所を参拝し、多度津町で77番道隆寺、丸亀市を通過して宇多津町の78番郷照寺まで五つの自治体通過と七カ所の札所巡りでした。
9時間55分の行動で23.3㎞を歩き累計では998.9kmと1,000㎞目前になりました。今回は善通寺市内の札所までを投稿します。

72番札所 我拝師山 延命院 曼荼羅寺

本尊:大日如来(伝弘法大師作) 開基:行基菩薩
宗派:真言宗善通寺派
三豊市北端の山岳霊場71番札所弥谷寺の手前山道から直ぐに善通寺市に入り朝もやの大池越しに我拝師山(タイトル写真)を眺めながら3.7㎞で曼荼羅寺でした。
ここ讃岐の国は弘法大師の生地で、ご先祖である讃岐領主佐伯家の氏寺として創建された四国霊場で最も古い札所の曼荼羅寺です。推古4年(596年)

昨日は左に、今日は右に。
もう善通寺市に入りました。
善通寺市は溜池が多い町です。
我拝師山を見ながらもう直ぐ曼荼羅寺です。

受付の7時前には到着し、ゆっくり参拝し時間になり納経して頂きました。大師堂の写真は撮ったはずだが見当たらず。

仁王像が睨みを利かす山門
静かな佇まいの境内。正面に本堂。
本堂
手水舎の向かいには延命地蔵象

73番札所 我拝師山 求聞持院 出釈迦寺

本尊:釈迦如来(伝弘法大師作) 開基:弘法大師
宗派:真言宗御室派

背後の山「我拝師山」には大師伝説が。
弘法大師7歳(当時、佐伯真魚)は、倭欺濃山(現在の我拝師山)に登り、「仏道に入り人々の救済をしたく、願わくば釈迦如来さまに姿を現していただきたい。もし願いが叶わないのであれば、私の命を仏に捧げます。」と祈念して断崖絶壁から谷底に身を投じたという。
そうすると、紫雲が湧き起き釈迦如来が蓮華に座し出現、そして羽衣を身に纏った天女と共に舞を降りてきて、真魚(弘法大師)を抱きとめ「一生成仏」と告げた。・・・というお話です。

我拝師山頂近くの奥の院「捨身ケ嶽禅定」の案内

72番曼荼羅寺から600mの至近距離です。ここは本堂の写真なしです。(涙)

駐車場から境内に向かう参道には大師様が出迎え
山門
大師堂。ヒゲも随分と伸びました。
甲山寺に向かいましょう。善通寺市の市街地

74番札所 医王山 多宝院 甲山寺

本尊:薬師如来(伝弘法大師作) 開基:弘法大師
宗派:真言宗善通寺派
73番出釈迦寺から2.2㎞の距離、35分で着きました。

山門
左手、鐘楼。その奥には毘沙門天同
本堂
毘沙門天堂
大師堂

75番札所 五岳山 誕生院 善通寺

本尊:薬師如来(伝弘法大師作) 開基:弘法大師
宗派:真言宗善通寺派総本山
74番甲山寺から1.6㎞の距離、25分で着きました。
37日目にして弘法大師の生誕の地へ到着。感慨が深いものがある。

甲山寺から25分で到着
山門(仁王門)
広い境内
左金堂本堂?
五重塔
金堂本堂
御影堂大師堂へ続く
御影堂大師堂

76番札所 鶏足山 宝憧院 金倉寺

本尊:薬師如来(伝智証大師作) 開基:和平道善
宗派:天台宗寺門派
弘法大師の甥の智証大師、生誕の地。天台宗の札所、四国霊場では43番明石寺に次ぐ2札所目。四国遍路で大師といえば弘法大師ですが、ここ金倉寺では智証大師となります。
75番善通寺から3.8㎞の距離、1時間10分で着きました。

善通寺町。お寺を振り返る。
山門
境内の大ケヤキ。右奥に本堂
本堂
祖師堂(大師堂)
訶梨定堂?

写真に場所記録なく、コメントがはっきりしないものがあります。
37日目はここまでにしておきます。
多度津町の77番道隆寺、丸亀市は通過して宇多津町の郷照寺は、次回投稿予定です。

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