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山登り人生vol153ハプニングの阿蘇岩登り講習会
30歳。長女5歳、長男3歳。
昭和54年度、30代の始まりはヒマラヤ遠征断念から始まりました。
年間14回33日の入山と回数は大きく減少しました。
第3子目の妊娠がわかり山登りも少なくなったようです。
4年振り阿蘇高岳での合宿講習会を計画しました。
No272阿蘇岩登り講習会(雨の日ノ尾峠越え)
7~8月に開催した岩登り講習会の総括として計画しました。
9月30日投稿済
初歩から中級程度の内容とし、
一般を含め18名もの参加を得て実行しましたが、
雨天の影響で大幅な変更になりました。
記憶に残る稀な山行です。
昭和54年9月14~16日 18名
総括責任者M医師(理事長)、リーダー私ほか4名、会員9名、一般4名
14日小雨、佐世保出発
佐世保19:30⇒有田駅20:40⇒永尾21:30⇒25:50鍋の平
15日雨のため予定変更。
ひぜん湯・涌蓋山登山
鍋の平5:30⇒日ノ尾峠6:10⇒宮地8:00⇒瀬の本9:30⇒
9:50ひぜん湯12:30→涌蓋山往復→15:20ひぜん湯
16日晴れ赤ガレ谷
治療隊:ひぜん湯0:00⇒1:30豊後森の病院8:00⇒9:30ひぜん湯10:00⇒
仙酔峡11:00→赤ガレ本谷赤谷出合12:00(本隊と合流)
本隊:ひぜん湯8:00⇒
仙酔峡9:20→11:00赤ガレ本谷赤谷出合13:00→ジャンダルム
15:00→G3・ノルマルB・G2→関門16:00→仙酔峡17:00⇒17:30戸下温泉
19:00⇒21:30有田(解散)
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当初計画
9月10日打合せ時の計画は、仙酔峡をBCに
1日目赤ガレ本谷F1付近でトレーニング。
2日目北尾根縦走~仙酔尾根下降であった。
翌日の新聞で仙酔尾根の登山禁止を知り、一の宮役場に確認すると、
キャンプ可・赤ガレ谷は入山OKだった。
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変更案
BCを鍋の平に変更。
1日目BCより仙酔峡移動。
赤ガレ谷トレ∼北尾根縦走∼日の尾尾根下降。
運転手4名は車を日の尾峠移動し、龍尾根~鷲ヶ峰(本隊と合流)
全員、BC戻り。
2日目A隊:根子岳山口本谷∼西峰~天狗∼東峰~色見。B隊車でBC戻り
B隊:色見∼東峰∼天狗∼西峰~日ノ尾峠~BC
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![](https://assets.st-note.com/img/1695521979611-Z27Czl6DNY.jpg?width=1200)
ハプニングの連続
変更案で実施に踏み切ったが、ハプニングの連続でした。
第1のハプニング、鍋の平到着が大幅に遅れる。
第2のハプニング、15日の朝、雨に濡れながら辛抱強くオカンするが、
雨が強くなりBC設置を諦める。
龍尾根取付きの確認もあり、日ノ尾峠越えで仙酔峡移動とするが、
これが大変なハプニングの始まりとなった。
この記述は後日投稿します。
大幅変更、ひぜん湯移動と涌蓋山登山
宮地駅で今後の行動を検討する。
大雨波浪雷雨注意報発令中で赤ガレ谷での行動は無理。
全員、濡れた身体を乾かす必要あり、
一転してひぜん湯竜泉荘に移動することに。
バンガローに入り遅い朝食となる。
午後から晴れ間が見え涌蓋山に登る..
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夜は差し入れのビール・酒・ウィスキーで大いに盛り上がった。
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第3のハプニング
夜中に新人K女史が目の痛みを訴える。
コンタクトレンズの不具合だった。
深夜に豊後森の病院への移動となり5名はそのまま病院泊りとなる。
16日快晴、赤ガレ谷に戻る。
素晴らしい天気に、当初とおり仙酔峡に戻ろうとなる。
赤ガレ本谷F1でトレーニング後、
ノルマルAルートでジャンダルムまで登る。
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時間切れで鷲ヶ峰には登らずガリー3を下り
ノルマルBルートに合流し関門に下る。
ハプニング連続の山行で、
最後は戸下温泉で汗を流し無事講習会を終了した。
一般参加者や阿蘇の岩場を知らない会員にとって一応満足できた山行になったと思う。