長崎 山岳レスキュー研究会の開催
久しぶりのレスキュー研究会が開催。11月28日長崎市民の森涼み坂で県内岳人21人が集まり実施されました。
令和3年最後の研修は「一般登山(含むハイキング)に於けるリスク回避」として、登山道で、ソロやパーティー行動で通過に不安を感じる場合等、安全に通過するためのシステムとロープワーク等々を修得するものです。
w遭難対策委員長や二人の山岳コーチの指導のもと行われました。
テープスリングを使っての簡易ハーネス(チェストハーネス・ショットハーネス)のセット
テープスリングの活用方法はいくつかあります。国立登山研修所HPを参照ください。
簡易搬送法としては、「ザックとストック利用の背負い搬送」「ザックと雨具を利用した背負い搬送」「補助ロープを利用した背負い搬送」「徒手搬送」などありますが、今回は「ザックのみでの背負い搬送」を行いました。
ロープワークも基本のおさらいです。
悪場の通過でのロープワーク
ガイドがお客(初心者)の危険個所通過の場合のロープワーク。
固定ロープにセットし悪場通過の補助としてのオートブロックでの上りやムンターヒッチでの悪場の下降も。ムンターで多くの人が下降するとロープにはねじれが生じます。個人装備のロープでは多用しないほうがいいですね。
担架搬送も行いました。
国立登山研修所HPではいろんな動画が見られます。是非、視聴して下さい。
次回の研究会は年明け3月開催予定です。