山登り人生vol194秋の大分その2温泉三昧
私32歳。奥様32歳、長女7歳、長男6歳、次男2歳
昭和56年度は8年振りの職場異動からスタートし、
奥様の再就職・運転免許取得など多忙な日々のなか
10月には奥様はタクシー乗車中に交通事故に遭い後遺症が残りました。
秋の大分は子守りも兼ねた長男6歳誕生記念の登山と温泉巡りでした。
No313秋の大分、湯治の山旅(黒岳・伽藍岳・由布岳)
昭和56年10月31日~11月3日
M社長、I、K、職場友人H女史、長男と私
10/31佐世保出発・大岳温泉(泉水荘)1泊1食1,500円
11/01黒岳縦走・岳の湯 民宿いしまつ素泊まり1,650円
T先生ファミリーと合流
11/02伽藍岳登山と塚原温泉素泊まり2,500円
11/03由布岳登山と壁湯・宝泉寺温泉、帰佐
31日大岳温泉からスタートした山旅。
仕事を終え子供を幼稚園に迎えに行き、皆が揃って出発したのは14時30分。
20時過ぎの大岳温泉到着となった。
洞窟風呂・混浴があり驚いた。
1日は黒岳縦走後に岳の湯で汗を流した。
白水鉱泉の紅葉、黒岳の自然に感激の連続であったが、
思わぬ強行軍となり、今夜の宿岳の湯に着いたのは夜8時近くになった。
T先生は我々が遅いので心配されていた。
1泊2食4,000円の宿に、T先生は親子孝行できたと喜んでいた。
料理もムードも最高だったようだ。
泊まった民宿いしまつをネット検索したがフィットしなかった。
もう廃業しているのだろう。
我々は素泊まり1,500円、炊事場や用具を一切利用でき、これまた満足した。
内湯に入り、今日の黒岳縦走を肴に楽しい夕食となった。
二度目の風呂は部落の共同風呂に出掛けた。
私達の宿「民宿いしまる」を含め6軒で共同管理しているお風呂だ。
夜遅いと地元の方が入るので遠慮してとの話だったが無理をお願いした。
丁度おばさんたちが入っていた。
躊躇していたら「どうぞ。」と声が掛かった。
感じのいい温泉だ。同行の女性も入った。
もう直ぐ「嫁たちも来るよ」の声に上がることにした。
すっかり混浴の虜になったが、こんなムードの混浴は最初で最後だった。
2日は二転三転し塚原温泉へ。
夜半からの雨は朝になっても止まず法華院温泉行は中止となった。
K君は、フィアンセを迎えに豊後中村へ。
その間、共同風呂へ再び出掛けた。
さて今日はどうするか。
赤川温泉は断られ、計画も一変由布岳になり、宿は塚原温泉となった。
素泊まり2,500円は高いが皆に異存はない。
旅館が3軒、伽藍岳の直下に噴気立つ火口底のような狭い場所に、
身を寄せるように建っている。
ここの温泉は、3軒共同の浴場が中央にあり、浴衣を掛けて出かける。
成分に特徴があり、飲用すると辛酸っぱい味がした。
3日宝泉寺温泉(壁湯温泉・たから温泉)
由布登山の後、最後の汗流しに宝泉寺温泉(壁湯)に立ち寄った。
川傍の混浴温泉でお湯が透き通っています。
壁湯温泉は女性群の入浴は厳しく、
直ぐ上流のたから温泉にも立ち寄って、
三山五湯の山旅を締めくくった。