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素敵な展覧会。タイトルが良い「網膜の記憶」
パステル画を描き始めた動機などが書き留めてあった。後半部分の言葉が心に残った。
・・・(略)・・・共に過ごす人の網膜の記憶を辿るつもりで。
描き上げた犬たちの瞳は、何かを伝えたがっている気がした。それはおそらく、言葉にするとこう言うことなのだと思う。
「この広い世界で、私を見つけてくれてありがとう!」
私たちはいつも、小さな奇跡に守られている。
SNSでモデルさんを募集、寄せられた写真からイメージを膨らませて描かれたパステル画は140枚ほど。「写真が想像の中で動き出すのを待ち、移り変わる瞳を注意深く見つめながら、・・・」とある。
我が家の周辺にも2匹(ミニチュアシュナウザー「レオ君」、同ダックスフンド「モカ君」)の犬君がいる。散歩に出向くと吠えて迎えてくれる。もう一匹のラブラドールレッドリバー「ソラちゃん」は2年前亡くなったが寂しいものである。