一等三角点巡り鹿児島-熊本県の一人歩き
九州百名山や新九州百名山の踏破に意欲が出た頃、一等三角点も一緒に登ってみようと計画実施が本格化した。2008年5月には宮崎県内を登り2009年に入り大分-熊本-鹿児島と潰していき同年10月31日~11月3日にかけての記録を報告します。単独、車中泊の旅です。
鹿児島県縦断から五家荘・日本一石段へと「九州百名山」と「一等三角点」を巡りましたが、一等三角点に絞って報告します。
10月31日・11月1日鹿児島県縦断
10/31佐世保16:30⇒薩摩吉田IC⇒20:30鹿児島郡吉田町(林道横で車中泊)
11/01牟礼ガ岡(一等三角点552.3m)小雨 鹿児島市と吉田町境の山
林道6:10~展望台~三角点~林道6:50(往復40分)
眠れない夜を過ごした。まだ暗い中、しかも雨が降っているが仕度を始めると、車が一台上ってきた。和尚さんであった。今日は山頂岩場に祀ってある観音様に参りに行っているとのことで展望台まで一緒した。
今回最初の一等三角点は別のピークでヤブに覆われていた。
次は小雨の中、鹿児島市近郊の山烏帽子岳(九州百名山522m)を登った。
指宿スカイライン木床峠先8:15~烏帽子神社山頂~到着8:40(往復25分)
コアラで有名な平川動物公園からハイキングコースが整備されており、スカイラインを利用して木床峠から簡単に山頂に立てた。
更に薩摩半島を南下して西南端の山「野間岳」に向かった。
野間岳(一等三角点・九州百名山591.1m)・・・雨強し
野間神社10:10~山頂~神社到着11:00(往復50分)
次は吹上浜のある加世田市へ北上。金峰町の金峰山へ
金峰山(九州百名山636.3m)・・・小雨 南薩の霊山
金峰神社12:20~本岳~神社12:35(往復15分)
更に北上し旧串木野市と旧川内市の境の冠山へ
冠岳(九州百名山516.4m)・・・曇り
林道14:20~冠岳(西岳)~林道14:40(往復20分)
串木野から西に進んで鹿児島市内に向かい八重山へ
八重山(一等三角点676.8m)・・・曇り 鹿児島市甲突川源流の山
八重山公園先15:35~三角点~山頂~到着16:40(往復65分)
資料もなくナビを充てにして登山口へ。所要時間もはっきりせず急ぎ足の登山となった。三角点を過ぎ展望が利く場所が山頂であった。この頃、ヤマップはなかった。
本日6座目(一等三角点の山3座・九州百名山3座)を終えて、鹿児島県出水市と熊本県水俣市の境の山に向かう。途中、出水市内温泉で入浴後、出水市側から矢筈峠を越え、矢筈林道に入り車中泊した。よく眠れた。
11月2日鹿児島・熊本県境の山から五家荘へ
11/2 矢筈岳(一等三角点・百名山687.3m)・・・曇り
鹿児島県出水市と熊本県水俣市の境の山
矢筈林道6:20~山頂~林道7:35(往復75分)
この矢筈岳を終えて、92年版の九州百名山は残すは長崎県の3座となった。
国見山(一等三角点969.3m)・・・晴れ
北上して鹿児島県大口市と熊本県球磨村の境の国見山へ
林道一里山線車駐車地10:20~登山口~山頂~到着11:15(往復55分)
この山もナビ頼り。登山道があるのか、ヤブ漕ぎなのか。林道が厳しさを増すが、かまわず突っ込む。もうだめだと車を止め、しばらく歩くと登山口との標識があった。山頂へレールが延びていた。
小学生のコメントは、「もうすぐ弁当だ」「もう少しガンバロー」「元気に歩こう」「ラストスパート」など。
登山口へはこんな林道が続く
地元小学生の激励コメントが続く
白髪岳(一等三角点1244.3m)・・・晴れ 小雪舞う 五木村飯干
国見山から球磨川に下り人吉、五家荘から平沢津谷沿いの林道を西に上って白髪岳を目指す。
少し道を間違えると、ナビ案内表示の黄色い線が逆向きとなる。こちらの頭もおかしくなる。何度か下車して地形を確認して、どうにか登山口に到着した。
浪人越林道登山口14:15~白髭岳山頂~到着14:35(往復20分)
急登10分で石灰岩の露岩が広がる小広場の山頂に到着。
小雪がほんの一瞬チラっとした。林道登山口から山頂を望む
山頂には標識もなにもなし
登山より、五家荘からのドライブが紅葉のトンネルを堪能できた。
子別峠を越えて美里町に入り佐俣の湯で入浴、中央町展望台で車中泊
11/3 大行寺山・釈迦院の日本一石段3,333段(標高240~860m)
石段スタート7:05~ゴール7:55~展望所~到着8:50(石段往復90分)
今回で一番のアルバイトであった。以前から挑戦したかったので幸いであった。
中央町展望台からの眺め御船方面。日本一石段スタート地点。山頂からの写真