よっちゃんの山日記No1587背振山系金山沢
令和6年7月27日
させぼ山酔倶楽部の仲間7名
三川内7:00=佐賀大和IC=8:20駐車場所8:40→坊主ケ滝8:55→高巻き→入渓9:10→山小屋9:55→ナメ滝5m(ウォータースライダー)10:00→3m滝ハーケン2本10:40→第1堰堤11:20→12:45二俣終了点13:00→登山道13:05→14:05駐車場所14:20⇒15:40三川内
私と藤原君は12年振りの金山沢である。
記録を比較したら沢終了まで4時間で前回3時間半とそう変わらない。
ただ前回は源流までと勢いがあり2時間かけ金山山頂に立ち
7時間行動で登山口に戻っている。
気力・体力とも元気だった。
今回進入禁止になっていたが、
旧国民宿舎の千石の郷で風呂に入り帰路に着いていた。
駐車場所から10分ほどで坊主ケ滝です。
直登できるとガイドしてあるが、
信仰の対象となっており右側から滝上に巻き上がる。そこが入渓点である。
吉川満著書「九州の沢と源流」では
初心・初級者向きの沢と紹介されているが、
沢芯を忠実に遡行するとランクアップする。
花崗岩の川床で白くて明るく、水が綺麗な谷である。
ナメ滝、曝流、3~5m程度の滝が続く。暫くすると山小屋が出てくる。
利用されているかは不明。
この先右に廻り込むとこんな斜滝が現れる。
ウォータースライダーとも言われているようで、
ここで滑るのを目的で後続パーティーは登って来たようだ。
長野君は果敢に一番上部から滑って来た。
左手には固定ロープもあり簡単に登れるが、
沢芯を登るとなるとバランスを必要とする。
シャワークライムを楽しみながら遡行を続ける。
こんなことができるのがこの金山沢の楽しさである。
ハーケン2本がある3m滝は12年前も苦労した思い出が過る。
今回は水量が多い。
左には固定ロープがあり、巻き上がれる。
この先、ナメ滝、5m滝と続く。
そして左に枝谷を確認すると谷は明るくなり、砂防提2か所が現れる。
ここまでが一番の核心部だろう。
この先は緩やかなナメ滝など単調な遡行が続く。
ハーケンがある巨岩小滝を越えると長くせずに二俣に到着する。
12年前はここから左俣に進み源流まで遡行し
縦走路に飛び出して金山山頂に立っている。
高齢者、初心者が多い今回、この先の苦労は知っており、
ここで終了とした。
腹ごしらえをして獣道を数十メートルで一般道に出た。
今の私にはここまでで十分だった。
平山さん野口さんは初心者オーケーで騙された気分だったかもしれないが、元気に遡行し私達に元気をくれました。