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山登り人生VOL372マッキンレ遠征を断念し台湾玉山に遊ぶ(その1)
1969年9月23日から記録を執り始めた山日記をブログで振り返っています。ブログは2021年9月1日から始め2年10カ月、
このシリーズ「山登り人生」は一年経ちました。
40歳頃の山登りです。
平成元年度は山行回数15回、延べ日数38日と
前年度比9回・15日と大きく減りました。
職場異動が大きく影響したようです。
4月に取得した旅券、利用する機会がでてきました。
台湾玉山への計画が動き出しました。
1976年ヨーロッパ遠征以来13年振りの海外登山です。
2022年7月7日に投稿していますが、視点を変え投稿します。
No496台湾玉山3997mに遊ぶ
平成元年11月2~6日 M社長、K君、I、Mタクシー社長、Sと私
費用187,000円
旅行会社:アルパインツアー九州㈱ キャセイ航空
玉山は台湾最高峰で標高3997m。
台湾南部にあり、北回帰線がある嘉義の東部に位置する。
![](https://assets.st-note.com/img/1719698871632-apezXnjgTH.jpg)
頂上には蒋介石のコンクリート製像が中国大陸に向けて建立されている。
![](https://assets.st-note.com/img/1719699694399-Ku7JHxaHCe.jpg?width=1200)
2日台北入り中華民国山岳協会表敬訪問
佐世保6:30⇒9:10福岡空港10:45⇒12:50台北中正空港(以後現地時間)
周文氏出迎え11:20⇒麗国大飯店(市内ブラリ)17:00周文氏再会
レストラン夕食18:00~20:00
中華民国山岳協会表敬訪問~21:00ホテル帰着21:30
![](https://assets.st-note.com/img/1719700230644-GQJcVjthgh.png?width=1200)
3日登山口移動
台北西駅9:30⇒(高速バス)嘉義13:30⇒15;45阿里山2,180m16:00⇒
16:40自忠:民宿
2日早朝に目が覚め、小学生の遠足当日のようである。
K君の車で福岡へ。
アルパインツアー㈱の説明を受けて出国エリアへ。
機内座席はゆったりとしている。
機内サービスも良く離陸するとまずシャンペン・ビール・ツマミのサービスのあと機内食が配られる。
眼下には開聞岳が確認できた。
![](https://assets.st-note.com/img/1719732036139-egYdwCB02g.png?width=1200)
約2時間のフライトで台北空港へ。
空港で中華民国山岳協会の周文氏の出迎えを受け、ホテルへ案内いただく。今日は、このホテル泊まりと聞いて驚く。
予定では嘉義までであり、アルパインツアー㈱の計画書と全く異なる。
宿泊ホテルも違っており、周文氏に不信感を持つ。
同氏の案内で食事に出掛ける。
さすが台湾だと色んな料理に満足する。
20時中華民国山岳協会へ。
事務所は立派な建物で、
正面入口には縦2m横3mの玉山の写真があり、
奥の会議室には日本からのペナントや記念品が飾ってある。
![](https://assets.st-note.com/img/1719700756922-nhjJJNS6ca.png?width=1200)
東京ハイキングクラブ8名と一緒に協会幹部へ挨拶を交わす。
ガイド林さんを紹介されペナントと記念バッジをいただく。
こちらからはウイスキーをそれぞれに贈る。
明日からの行動予定を聴き約40分で表敬を終わりホテルに戻る。
この表敬訪問が一番大切な儀式のようだ。
![](https://assets.st-note.com/img/1719732606488-qMsFm1VHkE.png)
3日クーラーの音が気になり良く眠れなかった。
8:30タクシーで台北西駅へ。
ここで林ガイドと落ち合う。
これより高速バスで嘉義から阿里山へと向かう。
台北を出るとひたすら高速道路を走る。
片側4車線、延々と田園風景が続く。一日中バスに揺られる。
13:30嘉義着。車の燃料補給で小休憩。車中で昼弁当の配給を受ける。
鳥のから揚げ野菜の炒め物、米飯。独特の臭いが鼻を突く。
嘉義は熱帯地域でヤシ・バナナ・サトウキビが繁り、風景も変わって来る。山道になり七曲八曲の急坂で随所に崖崩れ道路崩壊があり気分はよくない。峠を過ぎて尾根道になると幾分穏やかで平坦な道となるが
標高は2050mあり、谷は深く鋭く切れ落ちて、いる。
![](https://assets.st-note.com/img/1719733482830-s0Ln7Rhp8m.png?width=1200)
阿里山が近くになるとガスがかかり展望なし。沿道の至る所に立派な茶園が広がり心を和ませてくれる。
15;45阿里山大門着。
標高2180m、ここで車を乗り換える。
大正時代の乗合バスだ。
40分で自忠着。
ここには検問所があり、暫く待たされる。
検問所を過ぎると目の前に民宿があって、
台湾二日目の宿はあまり綺麗ではなかった。
2階に上がり荷物を片付け、持参のウィスキーで早速乾杯。外気温は13度、周囲はガスで何も見えない。
21時就寝。
明日登山開始です。
4日玉山登山
5日台北に戻る。
6日故宮博物館見学、帰国