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山登り人生VOL413リッチな忘年登山鶴見/伽藍岳縦走と九重黒岳縦走

1969年9月23日から記録を執り始めた山日記をブログで振り返っています。ブログは2021年9月1日から始め、
このシリーズ「山登り人生」は、2023年3月29日から始めました。

43歳頃の山登りです。
平成4年度の山行は19回延べ40日と
前年度比6回・13日増と増加トレンドになりました。

八が岳合宿に参加できない者のリッチな忘年登山でした。

No552忘年登山鶴見岳∼伽藍岳・九重黒岳

平成4年12月29∼31日 K君、奥薗氏と私
29日釣見・伽藍岳縦走
  佐世保8:20⇒12:20鶴見登山口(ロープウェイ700円)・
  山上駅1290m12:35→鶴見岳1375m12:50→猪ノ瀬戸分岐13:10→
  鞍ガ岳1344m13:50→船底1120m14:15→塚原越925m15:25→
  伽藍岳1045m15:40→16:20塚原温泉800m16:40(タクシー3,670円)⇒
  16:55鶴見登山口⇒湯布院民宿田舎村2食付6,500円

30日九重黒岳縦走
  湯布院7:30⇒男池登山口8:30→ソババッケ9:20→風穴10:20→
  11:20黒岳高塚岳11:45→前岳13:20→14:50黒嶽荘

31日帰佐世保

正月自宅で過ごしたい者3名は、
八が岳合宿には参加せず
忘年登山としてリッチな山行を温泉三昧で過ごした。
年末休暇に入った29日朝から出発する。

奥薗さんが希望する伽藍岳のみでは物足りないので、
登山口到着時刻をみて決めることにした。
幸い正午頃には着いたので鶴見岳から縦走して伽藍岳に立とうとなった。

懐かしいプラブーツだ。

このコースは以前から気になっていた。
ロープウェイを使わないとベストだったが、
そこまでの余裕はなく鶴見岳山上駅までは一気に上がった。
標高1,375mの鶴見岳から伽藍岳1,045mへ下りの気がするが、
大きくは鞍ガ戸岳1,344mと内山1,276mの二つのピークを越えて、
伽藍岳まで上下が激しい縦走路となる。
コースは変化に富み楽しく、ミヤマキリシマやシャクナゲが多い。

鞍ガ岳、内山、伽藍岳を望む

展望は抜群である。
東側に別府市街地と別府湾、

遠くには四国の山なみが見えるだろう。
直ぐ西側には由布岳で、
その左に九重、その奥に祖母の山なみが望まれる。
それぞれの下りは急坂が多い。
馬の背もあるが大したことはない。

現在はこの先(内山)へは登山禁止である。
内山から振り返る。左端が鶴見岳
こんな下りが随所に。
伽藍岳付近から振り返る。眼下に塚原温泉。奥は由布岳。

伽藍岳に立った後は塚原温泉で汗を流し、
夜は湯布院の民宿泊りで自炊しないで宿の料理を楽しんだ。

塚原温泉

 30日九重に移動する。
天気は良くないがそう崩れそうにもない。
穏やかな冬の山である。
いつものコースだが、奥薗さんは初めてである。
原生林の山も冬は身軽となっている。
昨日も今日も誰一人として会わない静かな山だった。

高塚岳山頂では風を避け昼食とする。空は青空、展望は抜群である。
ここに来る度にシャクナゲの季節に来ればと思うんだが、実現していない。黒嶽荘では今年最後の客とのこと。
お風呂が立派になっていた。

黒嶽荘

ここの鉱泉も有名になったもので、
いまではトラック横づけで驚く程のポリタンクに詰めて持ち帰っている。

リッチな山行に慣れていない私だが、黒嶽荘の夜も十分に楽しんだ。

この投稿をしながら、やはり40歳代若さがあったようだ。
今このような予定での行動は考えられない。

 

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