山登り人生VOL429追悼登山前の白口岳
1969年9月23日から記録を執り始めた山日記をブログで振り返っています。ブログは2021年9月1日から始め3周年を迎えました。
このシリーズ「山登り人生」は、2023年3月29日から始めています。
44歳頃の山登りです。
平成5年度の山行は26回延べ48日と
前年度比7回・8日と増
前々年度比13回・21日の増と年々増加していた。
昨年亡くなったY会長の一周忌追悼登山を前に、
以前から気になっていた佐渡窪を訪ね、その勢いで白口岳まで登りました。
No566九重山系佐渡窪から白口岳登山
平成5年7月31日
E西肥バスOB、M社長と私
佐世保7:20⇒沢水キャンプ場10:30→佐渡窪13:20→鉾立峠13:50→
白口岳14:50→稲星越→展望台16:20→17:00登山口⇒筋湯温泉(入浴)⇒
吉部(本隊と合流)
もう20年程前から気になっていた場所に佐渡窪である。
坊がつるから鉾立峠に立ち、
白口岳から鉾立峠に降り立ち、何度か眺めた佐渡窪である。
いつか行きたいとの願いが今回叶った。
予定では佐渡窪から坊がつるに下り、
追悼登山集合場所の吉部に下る計画で佐世保を出発した。
日田あたりから降り出した雨は、南登山口では本降りの雨となった。
洒落たレストラン牧場の駐車場で昼食を摂り様子を見る。
このまま待つのもできないと、
行けるところまでと初めての道を雨の中歩き始めた。
登山口の案内もなく心配になったが、自然歩道の案内が現れホットする。
忘れられた登山道の感じであったが、しっかりした路だった。
鍋割坂には石が敷詰められていた。江戸時代に整備された路か。
登りあがると佐渡窪を俯瞰することが出来た。
池が出現していた。
木道も水没している。
大船山から立中山、白口岳の斜面が美しい。雨が緑を新鮮にしている。
ここまでくれば鉾立峠へ。
峠に着いた頃には雨も上がって、白口岳まで登ってしまった。
軽い気持の行動がハードな結果になった。
山頂からの眺めも良い。
眼下に坊がつる、遠くに由布岳、祖母の山なみが美しい。
ここまで来ると予定は変更である。
本山登山道を下ることにした。
岩がゴロゴロしており、左手の岩壁が威圧してくる。
崩壊地を横切り、沢をいくつか越えると、やっと林道に出た。
もう8年前の秋、
子連れ登山で秋の氷雨に次男が泣き泣き下った林道だった。
展望台から東に進み朝のルートに戻った。
この頃より雨が降り出したが、
長年の願いが叶ったラッキーな一日であった。
筋湯温泉で汗を流し、追悼登山集合地の吉部に向かった。