山登り人生VOL470日本百名山ツアー46座目御嶽山
1969年9月23日から記録を執り始めた山日記をブログで振り返っています。ブログは2021年9月1日から始め3周年を迎えました。
先月2日連続投稿が1126日で途切れましたが、気をとり直し続けています。
このシリーズ「山登り人生」は、2023年3月29日から始めています。
46歳頃の山登りです。
平成7年度の山行は23回延べ44日と
前年度比4回・4日増と微増となりました。
上部団体への出向が解け4月企画部門に復帰しました。
7月には広域圏事務局への出向となります。
昭和63年秋以降、職場としては6か所目の配置でした。
山岳会としては休会扱いとなり、私の復帰が期待されていました。
No604春山日本百名山ツアーその4御嶽山
平成7年5月4∼6日 M、Iと私
4日(曇り)荒島岳登山後、下呂温泉で汗を流し
御嶽山登山口移動18:00八海山駐車場
御嶽山は予定より標高が低い手前の八海山までで泊まりとなりました。
これ以上は積雪もあり安全を期しました。廻りはスキー場です。
5日降雪停滞
6日出発8:00⇒(ゴンドラ)⇒田原山荘8:50→王頭山→御嶽山(剣ケ峰)10:30→
12:00駐車場13:00⇒帰路
7日7:00佐世保
御嶽山(御嶽)
新潮文庫 日本百名山 深田久弥著書 60御嶽冒頭で
「普通御嶽は日本アルプスの中に入れられるが、この山は別格である。
そういうカテゴリーからはみ出している。
北だの、中央だの、南だのと、アルプスは混みあっているね、
そんな仲間入りは御免だよ、といいたげに悠然と孤立している。
たしかにこのヴォリュームのある山は、それだけで一王国を形成している。一個の山として、これだけ図体の大きい存在も稀である。
山頂は、最高の剣ケ峰を初め、
継母岳、摩利支天山、継子岳などからなっていて、
その間に、二ノ池、三ノ池、水の涸れた一ノ池、
あるいは賽の河原と呼ばれる広々した原、
ザクザクした外輪壁などがあちこちにあって、甚だ変化に富んでいる。
しかし、遠くから望むと、それらすべてが一つの大きな頂上となって、
そこから裾の向かっておおらかな斜線をおろしている。・・・」
と記しています。
5日(曇り雪)降雪のため停滞
昨夜の雨は雪に変わっていました。
駐車場は一面雪ケ原となってガスって視界が利きません。
天気予報では昼から回復となっていますが、
停滞と決めブラブラと過ごしました。
午後からは素晴らしい天気となりました。
そこまで予測できない悔しさがあります。
6日(晴れ)御嶽山登山
素晴らしい天気となりました。
早目に行動しましたがゴンドラが運転していません。
時間待ちしてゴンドラで田の原まで上がりました。
夏であればここまで車で来ることができます。
正面に御嶽山が鎮座しています。雪道をゆっくり登ります。
やはり伊吹山や荒島岳と違って山らしい山です。
登山路の途中は信仰の山を感じるに十分なモニュメントばかりです。
急坂を登ると王滝山頂で八丁ダルミに下りひと登りで剣ケ峰の山頂でした。山頂からの展望は最高で穂高連峰が良く確認できました。
乗鞍岳、笠ケ岳、中央アルプスに南アルプス、
それに富士山と十分に展望を楽しむことが出来ました。
下りは尻制動で、しかし痛んでいたゴアのズボンはダメになりました。
予定の日本百名山は消化しました。
例によって風呂にも入らず帰路になりました。
これには閉口しますが、個性的なメンバーがリーダーで従いました。