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山登り人生VOL375春山尾瀬に遊ぶ

1969年9月23日から記録を執り始めた山日記をブログで振り返っています。
ブログは2021年9月1日から始め2年10カ月、
このシリーズ「山登り人生」は一年経ちました。

40歳頃の山登りです。
平成2年度は山行回数23回、延べ日数44日と
前年度比8回・6日増え月2回ペースの山行になっています。
2月に入会してきたY女史との初めての山行です。
この年だけで11回も一緒しています。
今は山友の奥様となり、時折お世話になっています。

No503春山トレ(黒髪山系)

平成2年4月15日 
K君、新人Y女史、Eさんと私
竜門10:00→青螺山12:00→天童岩14:00→15:00竜門(尾瀬計画の打ち合わせ)
尾瀬参加希望のY女史の体力確認のためのボッカ。
久しぶりの25㎏で疲れる。
彼女は週2回泳いでいるとのことで強かった。

竜門ダムから青螺山を望む

※3月4日囲碁3段に昇段
※4月1日長野さん、少年ソフト監督へ
※4月7∼8日長崎県アマチュア無線コンテストに参加。
 HF230件、2m28件で終わる
※4月29∼30日次男、少年ソフト南部地区大会 3位

No504春山合宿(尾瀬) 

平成2年5月1∼6日 
M、S女史(職域山岳部)、K君、新人Y女史、Eさんと私 6名
 
1日佐世保20:10⇒北陸道 走行距離約1,600㎞ 会費3万円
2日⇒関越道越後川口SA12:20⇒15:45鳩待峠(駐車場幕営)
3日出発6:00→山の鼻小屋7:00(尾瀬ケ原)→竜宮小屋8:20→見晴9:20→
  原見岩12:30→12:50燧ガ岳(柴安嵓)13:20→俎嵓マナイタグラ14:10→
  15:10沼尻休憩所15:30→尾瀬沼山荘16:45→三平峠17:05→林道17:50→
  大清水18:35(駐車場幕営)

4日大清水湿原散策ミズバショウ・
  大清水出発8:00⇒沼田9:00⇒土合10:00・谷川岳ロープウェイ⇒
  13:00水上温泉カジカ荘14:20⇒湯檜曽温泉15:00(公園四阿屋で幕営)

5日6:30乗車谷川岳ロープウェイで天神平往復下車7:05・土合7:15⇒
  宝川温泉7:40⇒水上IC10:00⇒米山SA11:35(北陸道)帰路へ
6日8:40佐世保

1日佐世保出発

20:00出発。大塔から高速にのりひたすら走る。この連休は天気予報が悪く、北アを計画していたM医師夫妻は中止したらしい。

2日鳩待峠入り

早朝のため大阪での渋滞もなく北陸道に入る。
賤ケ岳SAで朝食、富山に入ると立山剣の雄大な山容が確認できた。
親不知からはトンネルの連続でウンザリする。
長岡JCTから関越道を南下する。
六日町、塩沢町とスキー場が多く、
特に湯沢は車から遠望すればおもちゃのようなホテルが立ち並ぶ。
山々は新緑に映え残雪は近くに見られ美しい。
長い関越トンネルを抜けると山の残雪はなかった。
沼田ICで高速道を下り、
国道120号線を鎌田で東に左折し、
奥日光への道と分かれて401号線を北上、戸倉に至る。
地元の人に尋ねると鳩待峠までは車で行けると確認し安堵する。
車道は除雪してあり、予定より早く鳩待峠に到着した。

佐世保から約1,400Km、約20時間で到着した。
4名で運転を交替したが、6名乗車は少しきつかった。
車横にテントを張る。

明日の天気次第では至仏山はどうなるか分からないと、峠休憩所裏手の山を散策する。白一色、山の大きさに驚き雪の感触を味わう。
テントに戻り入山祝いで早速乾杯。

3日尾瀬ヶ原から燧ヶ岳へ。大清水へ下山

予報に反して快晴。燧ヶ岳では三日前に遭難騒ぎ。
尾瀬ヶ原は長靴必要との情報あり、気を引き締めての出発となる。
至仏山はパスして軽装備での行動とした。
先ずは山の鼻小屋への下りである。
大きな樹木の中は気持ちが良い歩きである。約1時間で山の鼻へ。
林の中に建つ山小屋は大きく立派なものだ。
ここからの至仏山の眺めは良く、

尾瀬ヶ原の雪と林のコントアストが素晴らしい。
ここが尾瀬ヶ原の平坦な道のスタートで、
樹木はなくなり、見渡す限りの雪原で、所々に水たまりがあり、川があり、水芭蕉の花が見られる。

2~3か所で水没した木道となるが靴下までは濡れずに無事渡れた。
尾瀬ヶ原は広い。
この雄大な自然に皆感動する。
遠く燧ヶ岳を正面に見て竜宮小屋に到着する。

バックは燧ヶ岳

ここは富士見峠からの道が交差する十字路で尾瀬ヶ原のほぼ中心地。
更に30分程で見晴に着く。
弥四郎小屋で休憩、トイレ食事と済ませ、いよいよ燧ヶ岳の登りにかかる。
樹木の中のなだらかな登りから谷間の急な登りとなり
キックステップが必要となる。
約3時間で尾瀬ヶ原が一望できる原見岩に着く。

至仏山と尾瀬ケ原

更に20分で燧ガ岳の最高点柴安嵓2356mに立つことができた。

最高点柴安嵓山頂

女性二人もよく頑張った。
360度の眺望、山また山の連なりで春山の素晴らしさを堪能する。

会津駒ヶ岳。ネットより

いつまでも眺めていたいが先は長い。次の俎嵓2346mへ。
一旦雪壁を下る。

かなりの急斜面、緊張する女性らを誘導して後半はシリセードで下降する。再び急斜面の登りとなり俎嵓マナイタグラに立つ。

俎嵓マナイタグラ山頂

ここから尾瀬沼までは一気にシリセードで下った。
山スキーの登山者は楽でいい。一気に下って行った。。

尾瀬沼を見ながら歩いたりシリセードで下る。
下ったコース

1時間かからずに尾瀬沼北端の沼尻休憩小屋に着く。
湖畔の歩きは長く感じた。

燧ガ岳と尾瀬沼

尾瀬沼山荘は登山者が一杯だ。ソバを注文して元気がでた。
最後のひと登りで三平峠を越え1時間半で大清水に下った。

今日は12時間半の強行軍だった。
M君とK君がタクシーで車を取りに鳩待峠に向かい
戻って来てから大清水駐車場で幕営し大宴会となりました。
タクシー代5,080円。

4日谷川岳山麓へ移動

予報とおり雨となり、大清水湿原を散策する。
ミズバショウが咲いていた。

8時出発。谷川岳山麓へ移動する。
谷川岳ロープウェイはこの雨の中でもスキーヤーの姿多く、駐車場は満杯。朝早く来ないと駐車できないようだ。
水上温泉をぐるぐる走ってかじか荘に落ち着き入浴。
露天風呂もあり良いお湯でした。
雨をしのぐ場所を探し、湯檜曽温泉の公園四阿屋に幕営することになった。

5日天神平まで上る諦め帰路へ

雨は西から移動し各地に注意報発令、登山は諦める。
とにかく天神平までは行こうとロープウェイで上がってみた。

スキーヤーは楽しんでいたが氷雨降るなか登山は無理と諦めもついた。
朝から風呂に入りたいと宝川温泉で汗を流し帰路に着いた。

6日帰路は24時間かけて無事帰着。九州道は五月晴だった

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