
山登り人生VOL421変更変更の日本百名山ツアーその4蔵王熊野岳
1969年9月23日から記録を執り始めた山日記をブログで振り返っています。ブログは2021年9月1日から始め3年経ちました。
このシリーズ「山登り人生」は、2023年3月29日から始めています。
44歳頃の山登りです。
平成5年度の山行は26回延べ48日と
前年度比7回・8日と増
前々年度比13回・21日の増と年々増加していた。
昨年夏の上信越ツアーから日本百名山が気になり
春山では東北ツアーにでかけました。

No559日本百名山東北ツアーその4四日目初登頂蔵王
平成5年5月1∼6日 6名
1日佐世保出発
2日鳥海山諦め月山に転進
3日月山諦め再度の転進。鳥海山登山口へ。
4日再々変更、鳥海山断念し蔵王に転進。
出発4:40⇒鶴岡市・山形市⇒蔵王猿倉7:30(待機)蔵王エコーライン開門9:00
⇒9:25刈田岳駐車場9:40→熊野岳避難小屋→10:40蔵王山(神社)頂11:00→
御釜→11:20刈田岳駐車場⇒国道13号線米沢市・福島市⇒国道115号線
⇒14:00岳温泉(安達太良山登山口)幕営17:00

鉾立登山、目が覚めると外は雪になっていた。天気は回復せず風雪。
即座に諦め南下することにした。
国道112号線の山越えは今回5度目の走行である。
月山への期待もあったが雲の中で、そのまま南下する。
天気は次第に回復してくる。
蔵王猿倉に7:30に着いたが蔵王エコーラインは9時まで閉鎖。
蔵王は車の列。開門と同時に出発し刈田岳山頂駐車場へ。
9:40登山開始、
ガスがかかった雪道を北に向かって進む。
遮るものがなく強風に打たれぱなしだが道に迷うことはない。
中程から天気も回復し太陽も射し
熊野岳避難小屋に着いた頃にはすっかり回復した。


視界も満点。約1時間で山頂に立つことができた。
四日目にして初ピークに立つ。日本百名山33座目の蔵王である。



山頂一帯はただ広く、山全体が高原みたいで荒涼としていた。
立派な蔵王山神社に参拝し安全登山を祈願した。
下りはなだらかな雪道を駆けるように戻った。

御釜を見学。
雪で湯溜まりは見えなかったが火口壁が白黒版画のようで暫し見とれた。

駐車場に戻り片隅で遅い昼食とした。
久し振りの日光浴で清々しい気持ちになる。
国道13号線を走り、米沢市・福島市を過ぎてフルーツラインを走る。
両側に果物の花が見事である。
右前方には雪を被った吾妻連峰が続き吾妻小富士が確認できた。
左側には桜並木が続いた。
高村光太郎「智恵子抄」で知られる阿武隈川の支流を渡り
国道115号線に入る。
土湯温泉を過ぎてミドルラインに入り登山口の岳温泉に14時到着した。

富士急ホテルの温泉で汗を流し一息ついた。
登山口の少し下に幕営した。
ようやく車中泊から解放された。