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山登り人生vol112竜門渓谷の測量

28歳。長女3歳、長男1歳。
昭和52年度は黒髪づくし龍門づくし、この山行を振り返ります。
牧の山南面の主な沢をトレースし屏風岩西稜もルートを作り概念図作成のための測量山行も。

No223竜門の沢


昭和52年10月2日 11名
ここ黒髪山系は佐賀県であるが、長崎県の県民体育大会山岳競技の来月開催が決まっていた。
この際、竜門渓谷の沢を紹介しようと力が入っていた。
今日は概念図作成のための測量山行となった。 

名無沢の測量

M社長、T先生、I姉妹中姉ちゃん、Y女史と私
山の家10:00→F8(13;30~15:00)→縦走路16:00→青螺山分岐16:10→トラバース道→見返峠16:35→17:00山の家

巻き尺を持って名無沢に入る。
途中、秋の味覚・・・ナップザックいっぱい採って思わぬ土産ができる。
取付きから40mザイルをいっぱい延ばして尺取り虫のように距離を測る。
この滝はどう表現しようか、これは滝か、ゴーロか、ゴルジュか、
いろいろ検討しながら登る。
F5のアブミ使用での乗っ越すときは、アブミを後ろに蹴ると体が上がる。
皆さんに体得していただきたい。
F8は全く嫌な滝である。
登山靴ではとてもじゃない。
確保してもらいボルトを打ったが、あまり利いていない。
これより40m、10ピッチの400mで縦走路に出た。

タヌキ沢横道の確認

A先輩、A女史
山の家9:40→タヌキ沢出合9:50→トラバース道合流11:15→
見返峠11:40(昼食)→青螺御前12:45→青螺山13:10→横道合流13:40→
14:15山の家
コース調査のためタヌキ沢の横道に入ってもらうが、直ぐ道はなくなり、ちょっとした藪漕ぎでトラバース道に飛び出したとのこと。

No224竜門の沢測量(モミジ右俣・ソーメン沢)

昭和52年10月9日 5名
今日も測量山行だ。
Y会長宅に集合し、M社長の車で竜門へ。
秋晴れの素晴らしい天気が続いている。
今日は阿蘇岩登り山行に参加している連中が羨ましい。
午前中、もみじ沢右俣の測量をやる。

前回同様、40mザイルでの尺取り虫である。
昼からはメンバーも増え
屏風尾根西稜に2名、
ソーメン沢にM社長、T先生と私が入る。

空白部が次々に解明し概念図が仕上がって行く。
皆の喜びであった。
ソーメン沢上部で西稜組と合流し、沢を忠実に詰める。
名無沢とソーメン沢を分ける尾根に出て主稜線までは直ぐであった。
戻りが遅くなり山の家管理人の川久保さんも心配して待ってくれていた。

纏めた冊子B5版30頁。県体で配布。


 

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