山登り人生VOL325涌蓋山
1969年9月23日から記録を始めた山日記を振り返っています。
2023年3月29日シリーズ「山登り人生」の投稿を始めもう一年経ちました。
ブログ自体は2021年9月1日から980回超の連続投稿を継続しています。
37歳頃の山登りです。
昭和61年度の山行は19回41日で、昨年より7回15日間も減りました。
三度目の涌蓋山は三度目のひぜん湯です。
今も懐かしく思いますが、跡形もありません。写真がないのが残念。
No438三度目の涌蓋山
昭和62年1月10∼11日
M仕立人、Y、I、S女史と私
10日出発13:00⇒19:30ひぜん湯
11日出発7:30→涌蓋山9:00→みそこぶし山10:00→一目山10:45→
12:15ひぜん湯14:00⇒19:30帰宅
昨年2月に続いて三度目の涌蓋山だった。
山登りが目的と言うよりひぜん湯に泊まるのが大きな目的になっていた。
午前中は次男の小学校への送り迎えや総合病院や市役所に行ったりで
バタついた。M仕立人の出迎えで出発できた。
今回は場違いだらけの山行でもあった。
ボストンバック持参、電気釜持参、車中ではオペラが流れ、
音楽理論に熱がこもる。
音楽と毒舌で熱気ムンムンの車は、
久留米を過ぎると川沿いを走ることになったが、
道を知っているはずの三氏の意見が違う。
結局、近道だったのか回り道だったのか、なんとか辿りついた。
充分に晩餐を楽しんだが、飲むほどに酔うほどに場違い論が飛び交う。
酔ってはいたが温泉でしっかりと温まって寝袋に潜り込んだ。
11日、冷え込みが厳しかった。
小屋の中に干していたタオルはバリバリに凍ていた。
空気は冷たいけど素晴らしい晴天。
冷え込みが厳しく霜は溶けそうにない。
山全体が陽に輝いている。
霜柱を踏みしめる感触が良い。
山頂にはわずかに雪が残り、霧氷も付いて雪化粧している感じである。
ミソコブシまで来ると風も弱まり、小春日和となる。
一目山で昼食を摂り筋湯からひぜん湯に戻った。
再び温泉で身体を温め帰路についた。
今流行りの「場違い」が、蔓延した山行だった。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?